2021/03/28
リニアモーターカーよ、やはりお前もか
リニアモーターカーについてネットを調べたところ、いまさらになりますが、リニア実験線出火事故の原因は何か?安全性への不安の声も(DIAMOND online 2019.12.2)という情報を見つけましたが、この情報を見て、JR東海のリニアモーターカーの開業の実現に疑念の目を向けるのは私だけでしょうか。
それと、リニアモーターカーは車両側に超伝導電磁石(Wikipedia)を搭載していますが、時速500km/hで走行中に何らかの原因で超電導状態が突然崩壊して浮力が失われたり、リニアモーターカーの浮力が大地震の地震動に負ける等して、万が一車体と軌道が接触してしまったら、ただでは済まないのではないでしょうか。*1 *2
リニアモーターカーは車両側に搭載されている超電導磁石を液体ヘリウムで冷却し続ける必要がありますが、非常にエネルギー効率が悪くて新幹線の約4倍の電力が必要であるという話があり、原発を稼働する必要があると言う人もいるようです。*3
また、近年ヘリウムの値段が国際的に高騰しているし、日本の少子高齢化や人口減少や新型コロナによる社会変容もあるし、車内の電磁波を心配されている人も多いと思うので、何とか開業にこぎつけたとしても、全く採算が合わなくて直ぐに廃止になり、リニアモーターカーの建設費のつけが国民にのしかかるのは間違いないのではないでしょうか。
さらに、リニアモーターカーの車両や軌道から発生する電磁波が乗客や沿線住民の健康にどのような影響を与えるのか未だ分かっていないし、リニア残土微量ウラン JR東海公表せず 岐阜日吉トンネル工事(しんぶん赤旗 2019年8月5日)という話もあるようです。
尚、運が悪ければ、リニアモーターカーはコンコルドのように廃止前に大事故が起きてしまう可能性があると思うのは私だけでしょうか。
*1 超電導状態が崩壊して浮力を失う事を「クエンチ」と呼ぶようですが、詳しい話は、JR「超電導リニア」の技術は本当に完成したのか(東洋経済 2020/12/28)を見てください。
*1 超電導状態が崩壊して浮力を失う事を「クエンチ」と呼ぶようですが、詳しい話は、JR「超電導リニア」の技術は本当に完成したのか(東洋経済 2020/12/28)を見てください。
*2 1991年の10月に、リニアモーターカーの宮崎実験センターで実験車両が全焼したとか、1999年8月に山梨リニア実験線でクエンチが起きて車両が停止したという情報もありますので、ネットで調べてください。
*3 リニア新幹線の消費電力(新電力比較サイト)を見てください。
追記:
「クエンチ」とは、超電導状態が部分的にでも崩壊すると、その部分の温度が急上昇して連鎖的に超電導コイル全体の超電導状態が崩壊してしまう現象を表す言葉のようです。
追記2:
リニアモーターカーはパンタグラフがない事を思い出したのですが、パンタグラフがないという事は、リニアモーターカー内の液体ヘリウムの冷却やエアコン等に必要な大量の電力をリニアモーターカーに非接触供給するために、軌道側に相当強い電磁波(=変動磁場)を発生させなければならないのではないでしょうか。
また、リニアモーターカーは10cmも浮上するため、リニアモーターカー軌道の沿線に放出される電磁波や車内の電磁波は相当強くなり、乗客や乗務員や沿線住民に多大な健康被害を与えるという事はあり得ないのでしょうか。
追記3:
リニアモーターカーよ、やはりお前もか(2)も見てください。
※下の画像は、スタジオジブリのサイトのこちらから入手したものです。

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