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    資本主義は恐慌をどのように乗り切って来たのか

    昨日、なんとかエイチ・ケーを見ていたら、佐藤優さんが出て来て「内在的論理」や母親の沖縄戦での体験の話をされていて、久々に私のゴーストがインスパイアーされたので、恐慌の原因は賃金上昇のせい?の続きの話を記したいと思います。
    私は、恐慌の原因は賃金上昇のせい?にて、高校をお情けで卒業した分際で宇野先生の誤りを指摘した訳ですが、宇野弘蔵先生は『恐慌論』で重要な指摘を行っていた事を思い出しました。
    どういう事かというと、宇野弘蔵先生は『恐慌論』にて、資本主義は恐慌が起きる度に生産手段を高度化し、恐慌を乗り越えてきたという重要な指摘を行っていたという事です。
    つまり、資本主義は危機に瀕して、生産と消費の矛盾によって必然的に発生する恐慌を生産手段の高度化によって何度も乗り切って来たという事です。
    この事は、原始的な生物が環境が悪くなると有性生殖を行って環境に適用出来る様に進化を遂げるようにする事と共通性があると言えるでしょう。
    そして、資本家階級は高度化させた生産手段によって労働力の再生産に必要な商品の価値を減少させる事によって労働者から搾取する剰余価値を増価させたり、非再生産的な商品を大量に生産して労働者を幻惑させたり、戦争をも活用しながら労働者の怒りの矛先が資本家階級や資本主義体制を支えている政治家や独裁者等に向かないようにして来たのであり、これらの事がことごとく成功して来たから資本主義が今でも続いていると言えるでしょう。*1
    AI化についても生産手段の高度化の一環とみなす事が出来るでしょう。
    しかしながら、生産手段の高度化はとてつもない自然破壊や地球環境の耐え難い悪化を招き、現在の高度な生産手段は、押しなべて物理的に限界に近づいているため、現代資本主義は恐慌を乗り切るための生産手段の高度化がますます困難になっているため、多くの国家が独裁的な手法を強化したり戦争を行う事により、強権的に労働者の怒りの矛先が資本家階級や資本主義体制を支えている政治家や独裁者等に向かないようにしているのではないでしょうか。*2
    また、資本家階級は生産手段の高度化によって剰余価値を増加させる事が難しくなって来たため、軍備増強等も利用して税による収奪を強化しているのではないでしょうか。*3
    このような状況下で我々庶民がどのように立ち向かえばよいのかというのは私には分かりませんが、兎も角、日本や世界のいろいろな現実や歴史の細部や「内在的論理」を良く調べたり、物理や数学等を学んで頭を鍛え、どうすればよいのかいろいろと模索するしかないのではないでしょうか。
    *1 「非再生産的な商品」の生産に必要な労働は、大内力先生が言うところの「非再生産的労働」そのものです。
    *2 私は、核兵器の生産のために高度化された生産手段であるところの原発と再処理工場は、環境中の放射能のレベルを上昇させて労働者の健康を悪化させているだけでなく、最も地球温暖化を加速していると思っていますので、地球温暖化の最大の原因は原発と再処理ですよね?(2)をまだ見ていない人は見てもらいたいのですが、地震大国のためにハイリスクな日本が原発や再処理工場にこだわるのは、日本がアメリカからコントロールされているからではないでしょうか。
    *3 アメリカの場合は、日本の政府をコントロールして欠陥があるオスプレイ等の兵器を売りつけて、間接的に日本の庶民から税による収奪を行っていると言えるのではないでしょうか。
    追記:
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    コメント

    鋭いですね!

     その推測は妥当な可能性がかなり高いと思われます。

    >イスラエルがガザで一般市民の虐殺をどうどうと行っているのは、イスラム諸国を挑発して、アメリカと一緒に中東で大々的な戦争を行おうとしている可能性があるかもしれないですね。

    その可能性は低くないでしょう。「アメリカと一緒に」とも言えますが、「アメリカを操って」と言うべきかもしれません。イスラエルはアメリカの経済界だけでなく政権に蔓延っていますからね。
    バイデンはユダヤ人の姻族で自分をシオニストと呼んでいるイスラエル贔屓ですし、副大統領のカマラ・ハリスも配偶者はユダヤ人です。この二人だけじゃなく、バイデン政権はイスラエルに牛耳られています。

    >株式市場の元締め的な役割を担っている大資本家達は、タイミングを見計らって保有株を売り抜くつもりではないでしょうか。

    これまた、その通りかと思います。その後にリセットの大恐慌・・・そもそも世界の大資本家の多くは、ロスチャイルド家をはじめとしてユダヤ人です。
    この世界を地獄に導く資本主義を作ったのがロスチャイルドをはじめとするシオニストたちでしょう。マズいです。

    Re: この記事の主張に賛同致します。

    ☘雑草Z☘と考えが同じであれば安心しました。
    因みに、悪賢い資本家は先の1930年代の大恐慌で、戦争を起こしてどさくさに紛れていろいろと悪い事を行って来たと思いますが、もしかしたら、イスラエルがガザで一般市民の虐殺をどうどうと行っているのは、イスラム諸国を挑発して、アメリカと一緒に中東で大々的な戦争を行おうとしている可能性があるかもしれないですね。
    それと、株式市場の元締め的な役割を担っている大資本家達は、タイミングを見計らって保有株を売り抜くつもりではないでしょうか。

    この記事の主張に賛同致します。

     書いてあることは理に適っています。世の中で持て囃されている御用経済学者の連中よりも遥かに核心を突いていると思います。私もほぼ同じ考え方です。

     追加するのならば、悪賢い資本家の連中の中には、生産手段の高度化が難しくなって、経済成長が無理と思われたら、リセットする為に恐慌を利用している悪知恵の働く輩もいると思われます。先の1930年代の大恐慌でも、その恐慌を利用して大儲けした資本家がいます。
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