2021/02/28
何故SPEEDIはスピーディーに生かされなかったのか
昨日、福島第一原発事故から10年の節目という事で、事故発生時の様子がどうだったのかという事がTVで放映され、たしか、SPEEDIの情報がスピーディーに生かされず、どの程度の期間か分かりませんが、線量の高い地域に避難させられたという話があった事を思い出しました。
日本政府がもしこの問題の原因をハッキリとさせてきちんとした対策を立てていないとすれば、再度原発事故が起きた時に、同じ事がまた繰り返されるのではないでしょうか。
それと、SPEEDIとは直接関係ないかもしれないですが、高崎に設置されたCTBT放射性核種探知観測所における放射性核種探知状況(2012年4月15日時点)のP4によると、3/14の3号機の爆発の翌日の3/15と3/20-21にかけて、凄い量の放射性物質が放出されていた事が分かります。
しかしながら、当時はこの情報を日本政府が公表したりマスコミが報道しなかったため、屋外でマスクをつけずに平気で過ごしていた方が多くいらっしゃいましたよね。*1
とか言っていたら、福島第一原発事故直後、東京から名古屋や京都や大阪あたりに避難した人が大勢いらっしゃった事を思い出したのですが、その様な方は、一体どのような情報に基づいて避難されたのでしょうかね(謎)
*1 高崎に設置されたCTBT放射性核種探知観測所における放射性核種探知状況(2012年4月15日時点)のデータが所々欠落している事とプルトニウムやストロンチウム等の測定値が抜けている事に注意してください。
追記:
SPEEDIの件については、福島県のSPEEDI電子メールデータ削除問題についてやこちら(日本テレビ 2012年1月17日)や横須賀基地の原子力空母出港へ、原発事故影響懸念か/神奈川 横須賀基地の原子力空母出港へ、原発事故影響懸念か/神奈川(神奈川新聞 2011年3月19日(土))という報道もありますので、どうか見てください。追記2:
福島第一原発事故直後の放射能の大量放出については、本件に関連していますので、どうか見てもらいたいのですが、何故SPEEDIはスピーディーに生かされなかったのか(2)も見てください。
コメント