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    上関町で建設予定の中間貯蔵施設の危険性について

    Yahoo!知恵袋の祭りが下火になってきたので、上関町で建設予定の中間貯蔵施設について簡単に記しておきたいと思います。
    上関町で建設予定の中間貯蔵施設については、青森の中間貯蔵施設 むつ市が共用案に反発(日経新聞)関電の使用済み核燃料搬出、無理な説明で地元反発(産経新聞 2023/7/15)を見れば分かる通り、関西電力の原発の使用済み核燃料の核燃料プールの空収容量がひっ迫し、青森県からは使用済み核燃料の受け入れを断られ、福井県からは中間貯蔵施設の建設を断られたため、苦肉の策として急遽、中国電力が上関町で建設予定の上関原発の敷地内に中間貯蔵施設の建設を申し出て、上関町長が町民の民意を無視して建設を受け入れる方向に動いたという話だと思います。
    原発は昔から「トイレのないマンション」と同じだと言われ続けて来ましたが、この事がまさに表面化して来たと言えるのではないでしょうか。
    それと、日本では原発の廃炉自体を完了させたという実績はなく、廃炉が完了しても敷地の汚染物質は除去しきれないので、原発を続ける限り、国土が狭い日本は「放射性物質のゴミ屋敷」と化して行くのは間違いないという事です。
    ところで、中間貯蔵施設は単なる放射性物質のゴミ置き場と考えたら大きな間違いです。
    どういう事かというと、中間貯蔵施設は使用済み核燃料を再処理を行うまで冷却する施設と考えるべきです。
    したがって、中間貯蔵施設には使用済み核燃料の冷却用のプールがあり、冷却が停止したり、冷却用のプールが損傷すれば、大量の使用済み核燃料がメルトダウンを起こし、日本が終了する可能性があり、この事は、日本中のすべての原子力施設にも当てはまる事ですが、貯蔵する放射性物質の量が多くなればなるほど危険性が増す事になります。*1
    また、核燃料プールで冷却しなければならないほど発熱するという事は、自発核分裂もそれなりに盛んに継続しているという事ですから、中間貯蔵施設に収容された使用済み核燃料は気体も含めた核分裂生成物を生成し続けているという事であり、原発の稼働時と同様、放射性気体が放出されたり放射性物質が海に放出される事になるはずです。
    それと、上関町で建設予定の中間貯蔵施設は長島という島なのですが、本州からこの島に通じる橋は1本しかなく、この橋が何らかの理由で通れなくなった場合、住民の避難は困難になるし、事故対応のための資材や作業者の投入も困難になるでしょう。
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