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    地球温暖化の原因は日射量の増加のせい?

    Yahoo!知恵袋(地球温暖化)で久々に二酸化炭素による地球温暖化説に対して骨がある反論がなされ、どうして火星は二酸化炭素が多いのに地球より寒いのかの時と同様に論破するのに少し時間がかかってしまったため、この事についてここで記しておきたいと思います。
    どのような反論だったのかというと、気象庁の全天日射量と下向き赤外放射量の経年変化に掲載されている下の一つ目のグラフと二つ目のグラフを見てもらいたいのですが、例えば1995~2020年の赤線の増加量を見比べてみると、全天日射量と下向き赤外放射の増加量はほぼ同じなので、地球温暖化の原因は二酸化炭素の濃度の増加ではなくて全天日射量の増加によって下向き赤外放射量が増加したのが原因であって、二酸化炭素の濃度の増加ではないというすばらしい(?)反論であると私は受け止めました。
    この反論に対して私は即座に適切な反論が出来なかった訳ですが、この反論を見た翌日に、地表の気温の上昇は下向き赤外放射量の増加と温室効果ガスの増加による大気の下層の熱量の増加の両方のせいである事にふと気が付いて、全天日射の増加量=下向き赤外放射の増加量とし、地表の気温上昇の原因が全て下向き赤外放射の増加であると仮定すると、温室効果ガスの増加による大気の下層の熱量の増加を0としなければならず、そのような事がある訳はないという事と、全天日射量の増加は二酸化炭素の増加のせいで雲が減少している可能性があるという指摘を行って、私としては一件落着する事が出来ました(笑)
    二酸化炭素などの温室効果気体が大気の熱量を増加させる理由は、どうして温室効果気体で大気が温められるのかを見ればわかると思いますが、地球温暖化懐疑論者の相手をしていると、本当に勉強になりますよね(笑)
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