福島の甲状腺がんの「過剰診断」を見える化して見ました

3巡目の「過剰診断」でも甲状腺がんが通常の約6倍?で福島の小児甲状腺がんの「過剰診断」の結果の異常性を力説しましたが、私は優しい暇人なので、言葉や数字では理解出来ないという方のために、福島の小児甲状腺がんの「過剰診断」の結果の異常性を見える化したグラフを作成して下に添付しました。
尚、1巡目の【実施年度:平成 23 年度~25 年度】の「過剰診断」の発見率は、福島県の参考資料2_甲状腺検査結果の状況 [PDFファイル/1.33MB]によると「悪性ないし悪性疑い116 人」「受診者数300,472 人」なので、116人/300,472人/3年×10万人=約12.9人/10万人年となりました。
「通常罹患率(推定)」については、検査対象となっている福島第一原発事故当時20歳未満の人たちの集団の通常の罹患率をcancer_incidence(1975-2015).xls(2,222KB)の中の2010年の年齢等級ごとの甲状腺がんの罹患率から推定したもで、数値の根拠は福島の小児甲状腺がん激増の確認法について3巡目の「過剰診断」でも甲状腺がんが通常の約6倍?を見てください。
こちらの数値はかなりの誤差はあるとは思いますが、参考程度にはなるのではないかと思っています。
下のグラフを見て、3巡目の「過剰診断」でも甲状腺がんが通常の約6倍?「事故発生から約2年の間隔を空けて2回も「過剰診断」を行って来た受診者が、どうして3巡目の「過剰診断」で通常の約6倍ものがんが見つかるのか不思議でならないのは私の頭が悪いからなのでしょうか?」や「これでも会津若松市の放射線Q&A18:甲状腺がんが見つかる人が増えているが原発事故の影響?で記されている通り、『通常だと大人になってしこりなどから発見されるものが、精度の高い超音波検査で、小さいがんを早めに見つけているという事なのでしょうか?」と記した意味を理解していただけたでしょうか??
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