3巡目の「過剰診断」でも甲状腺がんが通常の約6倍?

※こちらは、「3回目の「過剰診断」でも甲状腺がんが普通の約5倍?」(2022/11/28)を訂正するために投稿した記事です。
福島県の第19回甲状腺検査評価部会(令和4年8月1日)の議事録についての中の参考資料2_甲状腺検査結果の状況 [PDFファイル/1.33MB]によると、2016~2017年度の3回目の「過剰診断」では「悪性ないし悪性疑い」が31人で、母数は約22万人で期間は2年ですから「悪性ないし悪性疑い」の発見率は31人/2年/約22万人×10万倍=約7人/10万人年となります。
それと、がん情報サービスのcancer_incidence(1975-2015).xls(2,222KB)の中の2010年の5~24才の平均罹患率は下のデータを見ると分かりますが、5~24才の年齢区分の罹患率を平均すると約1.1人/10万人年となっていますので、事故後約5から6年後に行われた3回目の「過剰診断」で発見された「悪性ないし悪性疑い」の人数を計算すると(約7.0人/10万人年)/(約1.1人/10万人年)=約6倍となりました。*1
事故発生から約2年の間隔を空けて2回も「過剰診断」を行って来た受診者が、どうして3巡目の「過剰診断」で通常の約6倍ものがんが見つかるのか不思議でならないのは私の頭が悪いからなのでしょうか?
また、高精度スクリーニングで「平均腫瘍径は14.2ミリ」?で記した内容の繰り返しになりますが、参考資料2_甲状腺検査結果の状況 [PDFファイル/1.33MB]の「平均腫瘍径」を見ると、「過剰診断」の結果、かなり大きな腫瘍も切除されている事が分かりますが、これでも会津若松市の放射線Q&A18:甲状腺がんが見つかる人が増えているが原発事故の影響?で記されている通り、「通常だと大人になってしこりなどから発見されるものが、精度の高い超音波検査で、小さいがんを早めに見つけている」という事なのでしょうか?
*1 私の計算では、1巡目の「過剰診断」では2010年の全国平均の約20倍になりましたので、福島の小児甲状腺がん激増の確認法についてを見てください。
Yahoo!知恵袋[q14275747294]で質問して見ました。
追記:
2巡目の「過剰診断」について計算すると、71人/2年/約27万人×10万倍=約13人/10万人年となり、3~22才の年齢区分の罹患率が正確には分かりませんが、仮に2010年の0~24歳の年齢区分の罹患率の平均を採用すると約0.86人/10万人年なので、(約13人/10万人年)/(約0.86人/10万人年)=約15倍となりました。
追記2:(2023/2/19)
追記3:(2023/2/20)
4巡目の「過剰診断」について計算すると、37人/2年/約18万人×10万倍=約10人/10万人年となり、7~26才の年齢区分の罹患率が正確には分かりませんが、仮に2010年の10~29歳の年齢区分の罹患率の平均を採用すると約2.05人/10万人年なので、(約10人/10万人年)/(約02.05人/10万人年)=約5倍となりました。
それにしても、「通常だと大人になってしこりなどから発見されるものが、精度の高い超音波検査で、小さいがんを早めに見つけている」割には、どうしてこんなに甲状腺がんの発見率が高いのでしょうかね?
追記4:
thyroiddata.jpg
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