2023/02/09
ガレージのパラドックスについて(5)
ブログのネタが無いので、物事を厳密に考える事が出来ず、教科書の内容を鵜呑みにして満足している方全員から、小島よしお流に「そんなの絶対に関係ねぇ!!」と間違いなく一蹴されそうな内容をドヤ顔で記してお茶を濁したいと思います(笑)
私は、ガレージのパラドックスについて(4)の「追記」で、「ガレージと車のどちらが加速したかという事によって話が変わって来る」断言しましたが、ガレージと車が全く別の慣性系で作られて時空図上で交差した場合にどうなるのかという事の答えを見出す事を未だに出来ずにいました。*1
そこで、「ガレージと車が全く別の慣性系で作られて時空図上で交差した場合」というものが本当に存在するのかと考えて見たところ、ビッグバンで開闢した宇宙は、宇宙の絶対的な中心は存在しいけれど、絶対的な慣性系が存在するはずなので、時空図上で交差する場合は、ガレージの系か車の系かのどちらか、あるいはその両方の系が宇宙が開闢して以降加速しなければ時空図上で交差する事はありえないと考えれば、私の理論の破綻を回避できる事が分かり、めでたしめでたしとなる事が分かりました。*2 *3
尚、ネットを見ていると、私のように厳密に考える事が出来なくて、ガレージの系と車の系の対称性を全く気にせずにドヤ顔で説明していたり、ガレージのパラドックスの説明を避けて通っている方ばかりのように思えてなりませんが、福島第一原発事故の放射能を浴びて少しだけ目が覚めた小市民根性丸出しの俗物の妄想でしょうか(笑)
*1「ガレージと車のどちらが加速したかという事によって話が変わって来る」という主張が特殊相対性理論を破っていると思われる方がいらっしゃると思いますが、加速系については特殊相対性理論がそのまま通用しないという常識(?)を思い出してください(笑)
*2 ガレージと車の両方が同様な加速を行った場合の時空図をガレージのパラドックスについて(4)を参考にして作って見ればわかると思いますが、この場合は、お互いから見て同様に収縮するように見えてガレージの扉を閉める事は出来るし、加速していない系から見てガレージと車は同じ長さに見えるので、パラドックスは一切起きません。
*3 宇宙に絶対的な慣性系が存在するかどうかは、銀河系の運動方向と宇宙の背景放射の状態を詳しく比較すれば分かるのではないでしょうか。
追記:(2023/3/25)
私の考えでは加速した系から静止系を見た場合は時空図上ではローレンツ収縮は起きない事になるので、がレージのパラドックスを解決するために結果的に新たなパラドックスを生み出してしまったような気もしますが、私にはこの問題を解決する知力はないと思いますので、私よりも頭の良い人にお任せしました(笑)
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