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    RedmineをWindowsPCにインストールする方法

    主にブログやYahoo!!知恵袋の情報管理用の4.0.6のRedmineを4.2.8にバージョンアップしてすんなり動いたので、老爺心を発揮して最も簡単にRedmineをWindowsPCにインストール法を記しておきたいと思います。
    実際にインストールする場合は、完全自己責任でお願いしますが、RedmineをPCにインストールすると、セキュリティ上の危険性が高まる可能性がありますので、初心者がRedmineをPCにインストールする事はお勧め出来ません。
    1.PostgreSQLのインストール
    RedmineをWindowsに使う場合、MySQLにしている人もいるかもしれないですが、私はPostgreSQLの方が良いと思いますので、
    https://www.enterprisedb.com/downloads/postgres-postgresql-downloads
    からダウンロードしてPostgreSQLをインストールし、例えばpgAdminでredmineというdbをデフォルト設定で作ります。
    ※PostgreSQL12.xとpgAdmin4の組み合わせではこれで大丈夫でした。
    2.Rubyのインストール
    https://rubyinstaller.org/downloads/
    からRubyのインストーラーをダウンロードしてインストールするだけですが、バージョンは
    https://redmine.jp/tech_note/supported-rubies/
    で確認してください。
    ※本手順通りに行う場合は、Rubyのインストール時にMSYS2をインストールしないようにしてください。
    3.MSYS2とmingw-w64-x86_64-toolchainのインストール
    https://www.msys2.org/
    でMSYS2のインストーラーをダウンロードしてインストールしてMSYS2のコンソール画面で
    pacman -S mingw-w64-x86_64-toolchain
    を実行して改行してyと改行を入力するとmingw-w64-x86_64-toolchainが全てインストールされます。
    ※Redmineのインストールが終わればMSYS2とmingw-w64-x86_64-toolchainはアンインストールしても問題ありません。
    4.Redmineのインストール
    https://www.redmine.org/projects/redmine/wiki/Download
    でインストールしたいredmineのzipファイルをダウンロードしてPC上の好きな場所に展開しますが、バージョンアップする場合は現在のRedmineがある場所と別の場所を指定したほうが無難だと思います。
    redmineのzipファイルをC:\に展開し、フォルダー名をC:\Redmineに変更した場合は、
    C:\Redmine\config\database.ymlを
    production:
      adapter: postgresql
      database: redmine
      host: localhost
      username: postgres
      password: "{postgresユーザのパスワード}"
    とし、コマンドプロンプトで、
    cd C:\Redmine
    gem install bundler
    bundle install --without development test rmagick
    bundle exec rake generate_secret_token
    bundle exec rake db:migrate RAILS_ENV=production
    bundle exec rake redmine:load_default_data RAILS_ENV=production REDMINE_LANG=ja
    を実行してRedmineのインストールが完了します。
    5.スタートアップスクリプトの作成
    私は、
    del C:\Redmine\tmp\pids\server.pid
    bundle exec rails server webrick -e production
    pause
    というスクリプトを作成してRedmineを起動していますが、最初にdel C:\redmine\tmp\pids\server.pidを入れているのは、Redmineを終了しないでPCをシャットダウンや再起動した場合に起動エラーになる事を防ぐためです。
    最後にpauseを入れているのは、bundleがエラーになった場合でもコマンドプロンプトが閉じないようにし、bundleのエラーメッセージを確認する事が出来るようにするためです。
    Redmineを停止する場合は、こちらのスクリプトを実行したコマンドプロンプトを閉じるかCTL+Cでスクリプトを強制的に停止させるだけです。
    6.Redmineのアクセス
    http://localhost:3000でブラウザーからアクセスし、画面の右上の「ログイン」リンクをクリックしてログイン名:adminとパスワード:adminを入力するとパスワード変更画面が出てくるはずです。
    7.その他
    Redmineのインストールやバージョンアップについての詳しい話は、
    を見てください。
    8.注意事項
    個人で使用する場合は、WindowsファイアーウォールでRubyやPostgresqlが外部と通信出来ない事を確認し、もし通信が出来るようになっていたら通信を遮断するようにしてください。
    安易にインターネット越しで使えるようにするのは大変危険ですので、しっかりした知識を身に着けていなければ、私のようにPCの中だけで使用していたほうが比較的安全です。
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