子宮がん(上皮内がん含む)の激増は原発のせい?

「子宮頸がんにおける2006年問題」をご存じでしたか?で子宮頸がん(上皮内がん含む)が2006年ごろから激増している事を紹介しましたが、cancer_incidence(1975-2015).xls(2,222KB)にもとづいて子宮がん(上皮内がん含む)の20~59歳の罹患率の年次推移が分かるグラフを作成して見たところ、福島第一原発事故が発生した2011年を境にして子宮がん(上皮内がん含む)の罹患率の増加のペースが明確にダウンしている事が分かりました。
このペースダウンは、福島第一原発事故が発生した後に多くの原発を停止した事が関係しているのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。
因みに、乳がん(上皮内がん含む)の激増は原発のせい?で作成したグラフはこのような傾向がみられなかったのですが、こちらのグラフは、福島第一原発事故の放射能の影響で乳がん(上皮内がん含む)が増加した事を示している可能性があるのではないでしょうか。
また、こちらのグラフを見ると、子宮がん(上皮内がん含む)の罹患率で見ても六ヶ所再処理工場でアクティブ試験を行った2006年頃を境にして激増している事が分かるのではないでしょうか。
尚、45歳以上の年齢区分で1990年頃まで罹患率の低下がみられますが、これは「白血病における2006年問題」をご存じでしたか?で説明したとおり、大気圏核実験によって放出されたトリチウムの濃度が減少したせいである可能性が高いのではないでしょうか。
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