fc2ブログ

    森林はどうやって二酸化炭素を減少させるのか

    どうして森林は大切なのかYahoo!知恵袋(地球温暖化)を見ていたところ、2億年以上前に植物を完全に分解する白色腐朽菌が出現し、その菌によって植物が完全に分解されるので森林を減らしても二酸化炭素は増えないというような事を意味していると思われる回答を行われた方がいて、この事実を知らなかったため焦ってネットを調べてみたところ、横浜国立大学の生態系保全のための十の戒めの「図 古生代以降の大気中の酸素(細線)と二酸化炭素(太線)の推定濃度の変化。」を見ると、石炭紀の後半から植物を完全に分解する細菌は植物を完全に分解して地球上の二酸化炭素を増加させたけれど、何らかの理由で二酸化炭素が再度減少している事が分かりました。*1
    この理由は、気象庁の海洋の炭素循環の「産業革命以前の炭素循環」の部分に記されている、森林の植物の光合成によって出来た有機物が川を流れて海に運ばれて河川や海底に堆積する事や生物の死骸や残骸が最終的に石油や石灰岩や化石等に変化して地中に固定化される事によって説明出来るのではないでしょうか。*2
    そうだとすると、森林は有機物の生成や森林や河川や海洋の生物をはぐくむ事によって二酸化炭素を減少させる役割を果たしているという事になるのではないでしょうか。
    尚、こちらの知見に基づいてどうして森林は大切なのかもそれなりに訂正しましたので、どうか見てやってください。
    *1 「植物を完全に分解する白色腐朽菌」については、東京大学 農学生命科学研究科 研究成果を見てください。
    *2 製品評価技術基盤機構の石油のなりたちによると、石油は過去の海中のプランクトンから出来ているという説が有力のようですが、海中のプランクトンは他の生物の残骸を栄養にして繁殖しているのではないでしょうか。
    Yahoo!知恵袋[q10269950560]で質問して見ました。
    追記:
    石灰岩の中に二酸化炭素が含まれている事を忘れていたので、石油の次に石灰岩を挿入しました。
    尚、石灰岩の中に二酸化炭素が含まれている事は、沖縄県立博物館の生き物がつくる石 -石灰岩-を見てください。
    ※下の画像は、スタジオジブリのサイトのこちらから入手したものです。
    mononoke023.jpg
    関連記事

    コメント

    非公開コメント

    アクセスランキング

    FC2カウンター

    ブロとも一覧

    最新記事

    QRコード

    QR