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    重力子のパラドックスについて

    ブラックホール情報パラドックスについて物質はブラックホールの内部に入ってゆけるのか等で、事象の地平面に物質にとっての壁がある事(ボゾンも同様です)を力説してきましたが、この事を正当化するのが「重力子のパラドックス」です。
    この言葉は私が名付けたものですが、既にお気づきの方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。

    東京大学の理論で「ひも」解く宇宙では、超ひも理論に基づいて重力子が説明されていますが、超ひも理論によれば、光子は開いたひもで、重力子は閉じた輪ゴムの様な形のひもとされています。
    「重力子のパラドックス」は、極簡単に言うと、事象の地平面の中から光子が出て来れないなら、重力子も出て来れないはずであり、重力子が出て来れないなら、ブラックホールはどうして重力場を形成出来るのかという問題です。
    私としては、もしかすると、超ひも理論を用いたブラックホールの研究が進まないのも、この問題に関係するかもしれないのではないかと思っています。
    この問題は深刻な問題なので、暇な方も未だ将来がある方も、是非とも検討をお願いします。

    追記:
    重力子のパラドックスについて(2)も見てください。

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