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    YAMAHA NS10MMの音質アップについて

    私はやる事がないミーハー(weblio)俗物(weblio)なので、ハ〇〇・〇フで5千円程度で購入したNS10MMの音質アップについて記したいと思います。
    私がNS10MMを購入した理由は、YAMAHAだから小さくても音が良いのではないかというミーハー的な先入観念が刷り込まれていたという事と、バスレフ式は低域の歪みが酷くて特に小型スピーカーは「バフバフ音」がして低域の伸びも少ないし、エンクロージャーの容積を少しでも稼ぐために、元々バスレフポートが存在しない密閉式のスピーカーにしたかったためです。*1
    因みに、先入観念のせいだと思いますが、NS10MMは、バイオリンやピアノやクラシックギターの音は奇麗に聞こえるような気がしています(笑)
    また、アンプは電気代の節約のためにFOSTEXのAP20dというデジタルアンプを使っていますが、デジタルアンプのダンピングファクターは少なめだと言われて、密閉式で吸音材を多めに入れるとスピーカーのふらつきを抑える効果が高そうなので、デジタルアンプと密閉式スピーカーは相性が良いのではないかと勝手に思っています。
    NS10MMは、Equalizer APOを試して見ましたでも記した通り、吸音材をかなり入れて箱の共鳴を抑える事が出来て喜んでいたのですが、イコライザーで調整しないと中音がうるさすぎるという問題が今頃になって気になって仕方なくなり、スピーカーを耳に近づけてよく聞いて見たところ、ウーハーから中音が出過ぎているという事が分かりました。
    本当はスピーカーのクロスオーバーネットワークを改造して解決したいところなのですが、お金を使わずに解決したいので、見栄えのためにタミヤカラーで塗装していたウーハーの振動板を重ね塗りして、ウーハーの振動板を重くして中音の能率を落として見たところ、中音のうるささが改善されて、ツイーターの音が前に出て来るようになり、定位もよくなった気がしました。
    それと、重ね塗りをして振動板を重くて丈夫にしたので、低音がさらに出るようになった気がしますし、分割振動による歪みも減少したような気がします(笑)
    スピーカーの振動板を重くすると、低音のスピード感が損なわれるのではないかと考える方がいらっしゃるかもしれないですが、スピーカーの振動板が小さくて磁石にも余裕があったせいか、今のところは軽快な低音が出ているような気がします。
    下の画像は塗料を塗ったばかりなので、また光の反射の関係でかなり塗料を塗っているように見えますが、実際は見た目よりは塗料を塗っていませんので、もし私の真似をされる場合は完全自己責任でお願いしますが、音質を確認しながら少しづつ塗料を塗るようにする事に注意してください。
    尚、下の画像を見ると、ツイーターとウーハーが浮き上がっていますが、私がスピーカーの容積を稼ぐためにツイーターとウーハーにホームセンターで適当に探し当てたゴムのリングや網戸を貼るためのゴムのパイプを加工してパッキンとして噛ませているためです。
    スピーカーの裏側の端子盤も同じようにして浮き上がらせ、スピーカーの容積を稼ぐために涙ぐましい努力を行っています。
    スピーカーを固定するためのビスが標準と違う事に気が付いた方がいらっしゃると思いますが、購入前からスピーカーを固定するためのビスの穴が一か所だけおかしくなっていたので、スピーカーを固定するための全てのビスのネジの直径を一回り大きくしています。
    *1 バスレフで「バフバフ音」が出て来る理屈は、LEANAUDIOの市販2ウェイスピーカの歪み特性 (バスレフ型と密閉型)を見てもらいたいのですが、スピーカーが大きくなると、バスレフポートの共鳴周波数が下がって音の歪みを感じにくくなるので、大きなスピーカーではあまり気にならないのではないかと思っています。
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