2021/07/15
地球温暖化の最大の原因は原発と再処理ですよね?(2)
地球温暖化の最大の原因は原発と再処理ですよね?で、石油ショックが起きた1970年代に原発の建設・稼働ラッシュと再処理工場の本格稼働が始まり、太陽活動と世界の平均気温の相関関係が崩れたため、原発と再処理が地球温暖化の最大の原因であるとしか考えられない事を説明しましたが、世の中には、原発の温排水による海水温の上昇を計算する事によって、原発は地球温暖化の原因ではないという主張がなされているようなので、この主張に対する私の反論をこの場できちんと記しておきたいと思います。
この主張の一つ目の誤りは、原発の温排水は地球の海水を均一に温める訳ではないという事ですが、二つ目の誤りは、水蒸気や二酸化炭素による温室効果を考慮していないという事です。*1原発の温排水は、当然、原発の温排水を垂れ流している場所を中心にして海水温を上昇させますし、海水温が上昇した場所で水蒸気が増え、水蒸気は赤外線をかなり吸収するので、その場所で気温が上昇して海水温も上昇するという悪循環が起きます。
そして、海水温が上昇すると海水の二酸化炭素吸収量も少なくなって二酸化炭素濃度が増えてさらに地球の平均気温が上昇し、この事によって水蒸気量も二酸化炭素濃度もさらに上昇するという悪循環が現在の地球で起きているのではないでしょうか。*2
そして、海水温が上昇すると海水の二酸化炭素吸収量も少なくなって二酸化炭素濃度が増えてさらに地球の平均気温が上昇し、この事によって水蒸気量も二酸化炭素濃度もさらに上昇するという悪循環が現在の地球で起きているのではないでしょうか。*2
また、どうして原発は火力発電より地球に優しくないのかで説明した通り、原発の稼働や再処理のためには二酸化炭素を大量に放出するし、二酸化炭素を吸収する森林破壊を伴う自然破壊も行われるので、原発の稼働や再処理が地球上の二酸化炭素濃度をさらに上昇させて世界の平均気温を上昇させているのではないでしょうか。
*1 水蒸気の温室効果は、地球環境研究センターのQ9水蒸気の温室効果と日刊地球温暖化新聞のアーカイブのQ 最大の温室効果ガスは水蒸気だと聞きましたが、本当でしょうか?を見てもらいたいのですが、水蒸気は二酸化炭素の約二倍の地球温室効果が有るようです。
*2 私が何を言っているか分からない方のために適当な説明図を作成しましたので、下の図を見てやってください(笑)
※Yahoo!知恵袋[q12265373767]で質問して見ました。

追記:
原発は火力発電より熱効率が悪く、最新のガス火力発電は60%を超えていますが、原発は33~34%程度しかないので、温排水の熱エネルギーが火力発電より大きい事に注意してください。
追記2:
最近の日本の豪雨の原因は原発ですよね?も見てください。
追記3:
グリーンピースの原発が温暖化対策にならない5つの理由によると、原発の温排水中には放射性物質や化学物質も含まれているそうですが、原発の温排水には放射性物質が含まれているため、火力発電のように温排水の再利用が出来ない事にも注意してください。
追記4:
中村隆市ブログ「風の便り」の原発停止で温排水も止まって 周辺の海洋環境が劇的に改善によると、「原発は、日本の川を流れる水の4分の1に相当する量を7℃温めて海に戻している」から「’04~’11年にかけて、原発から2Kmの地点の水温が、湾内外の他の海域より2℃高くなってい」たそうです。
コメント
Re: 量を無視した荒唐無稽な妄想です
2022/08/08 14:00 by himajinnohimana URL 編集
量を無視した荒唐無稽な妄想です
既に示した以下の資料のとおりです。
https://twitter.com/kei_sakurai/status/1425883351064334339
その程度で「気温上昇を加速させたり豪雨を深刻化させる」ほど地球の気温が不安定なら気温が乱高下してとっくの昔に人類は滅んでいます。
2022/08/06 02:04 by 節操のない者 URL 編集
Re: 大気中濃度の違いが効果を変えるのは当たり前
>気温変化に伴う飽和水蒸気量の変化により、温暖化効果を加速する効果はありますが、それ自体に温暖化効果はありません。
とおっしゃる意図は理解出来ました。
私の読解力が足りなくて多大なお手数をおかけして大変済みませんでした。
それと、
>水蒸気は気温変化に伴う飽和水蒸気量のわずかな変化分しか大気中濃度が変わらない。
>だから、温暖化効果を生まない。
についてですが、気温上昇により飽和水蒸気量が増え、同時に海水温の上昇によって海水の蒸発が多くなって大気中の水蒸気の分子量の最大値や平均値が増加すれば気温は上昇するという事で宜しいですか。
尚、私が問題にしているのは、原発の温排水による海水温の上昇によって温室効果物質であるところの水蒸気とCO2の大気中の大気中の濃度を増加させ、気温上昇を加速させたり豪雨を深刻化させるのではないかという事ですので、本記事にアップした上の図を良く見てもらえないでしょうか。
2022/08/01 18:37 by himajinnohimana URL 編集
大気中濃度の違いが効果を変えるのは当たり前
だから、温暖化効果を生まない。
CO₂は放出量が増えれば大気中濃度も際限なく増える。
だから、温暖化効果を生む。
こんな簡単なことが何故わからないのか理解不能。
まぁ、読まずに無視していれば理解できないのは当たり前か。
2022/07/31 21:49 by 節操のない者 URL 編集
Re: 訂正
>気温変化に伴う飽和水蒸気量の変化により、温暖化効果を加速する効果はありますが、それ自体に温暖化効果はありません。
とおっしゃる理屈が理解出来ませんでした。
2022/07/30 06:20 by himajinnohimana URL 編集
訂正
>水蒸気には飽和水蒸気量があるので、湿度が高まれば雨が降りやすくなります。
>だから、仮に、水蒸気発生量が際限なく増加しても大気中の水蒸気量が際限なく増加することはありません。
>そのため、地球全体の相対湿度年間平均ははほぼ一定に保たれています。
↓がその説明から導かれる結論
>結果、水蒸気は温室効果が高いのに温暖化効果を生みません。
>気温変化に伴う飽和水蒸気量の変化により、温暖化効果を加速する効果はありますが、それ自体に温暖化効果はありません。
(以下同文)
2022/07/29 21:22 by 節操のない者 URL 編集
補足すると
>水蒸気には飽和水蒸気量があるので、湿度が高まれば雨が降りやすくなります。
>だから、仮に、水蒸気発生量が際限なく増加しても大気中の水蒸気量が際限なく増加することはありません。
>そのため、地球全体の相対湿度年間平均ははほぼ一定に保たれています。
>結果、水蒸気は温室効果が高いのに温暖化効果を生みません。
↓がその説明から導かれる結論
>気温変化に伴う飽和水蒸気量の変化により、温暖化効果を加速する効果はありますが、それ自体に温暖化効果はありません。
「理解出来ません」と言う前に原理説明を見てください。
そのうえで原理説明のどこが理解できないのか説明してください。
原理説明を無視して結論だけ見て「理解出来ません」では聞く気がないと言っているに等しい。
2022/07/29 21:21 by 節操のない者 URL 編集
説明を無視したら理解できないのは当たり前
水蒸気には飽和水蒸気量があるので、湿度が高まれば雨が降りやすくなります。
だから、仮に、水蒸気発生量が際限なく増加しても大気中の水蒸気量が際限なく増加することはありません。
そのため、地球全体の相対湿度年間平均ははほぼ一定に保たれています。
結果、水蒸気は温室効果が高いのに温暖化効果を生みません。
気温変化に伴う飽和水蒸気量の変化により、温暖化効果を加速する効果はありますが、それ自体に温暖化効果はありません。
一方では、CO₂には飽和量がないので、CO₂発生量が際限なく増加すれば、大気中のCO₂量も際限なく増加します。
結果、大気中の含有量が大きく変動するCO₂は温暖化効果を生みます。
2022/07/29 21:17 by 節操のない者 URL 編集
Re: 出典に説明されています
>気温変化に伴う飽和水蒸気量の変化により、温暖化効果を加速する効果はありますが、それ自体に温暖化効果はありません。
とおっしゃる理屈が理解出来ませんでした。
2022/07/25 11:40 by himajinnohimana URL 編集
出典に説明されています
だから、仮に、水蒸気発生量が際限なく増加しても大気中の水蒸気量が際限なく増加することはありません。
そのため、地球全体の相対湿度年間平均ははほぼ一定に保たれています。
結果、水蒸気は温室効果が高いのに温暖化効果を生みません。
気温変化に伴う飽和水蒸気量の変化により、温暖化効果を加速する効果はありますが、それ自体に温暖化効果はありません。
一方では、CO₂には飽和量がないので、CO₂発生量が際限なく増加すれば、大気中のCO₂量も際限なく増加します。
結果、大気中の含有量が大きく変動するCO₂は温暖化効果を生みます。
2022/07/22 23:29 by 節操のない者 URL 編集
Re: つづき
とおっしゃる論理が理解出来ません。
2022/07/19 16:48 by himajinnohimana URL 編集
つづき
一方では、CO₂には飽和量がないので、CO₂発生量が際限なく増加すれば、大気中のCO₂量も際限なく増加します。
尚、原発周辺の気温が上がっても、地球全体の平均で見れば僅かな変動に過ぎません。
よって、このページに書かれた原理では地球温暖化にはほとんど寄与しません。
2022/07/10 13:59 by 節操のない者 URL 編集
チェリーピッキングはやめましょう
https://twitter.com/kei_sakurai/status/1425883351064334339
年間のデータと思いますが、
太陽から地球に届く熱量:180PW
地球温暖化の熱量:1100TW
人間活動での全エネルギー発生量:19TW
発電を全て原発で賄っても地球温暖化に必要な熱量には足元にも及びません。
>水蒸気は二酸化炭素の約二倍の地球温室効果が有るようです。
出典から都合の良いことだけをピックアップして都合の悪いことを無視するのはやめましょう。
2つの出典のどちらにも水蒸気の温室効果が高くても温暖化効果を生まない理由が明記されています。
水蒸気には飽和水蒸気量があるので、湿度が高まれば雨が降りやすくなります。
だから、仮に、水蒸気発生量が際限なく増加しても大気中の水蒸気量が際限なく増加することはありません。
そのため、地球全体の相対湿度年間平均ははほぼ一定に保たれています。
結果、水蒸気は温室効果が高いのに温暖化効果を生みません。
2022/07/10 13:58 by 節操のない者 URL 編集