イギリスの話なので、mRNAワクチンはベクターワクチンより効きが悪い?(4)の続きとさせていただきますが、Googleで"イギリス"と"コロナ"を指定して検索して上の方に出て来る「統計情報」の「死亡者数」のタブをクリックすると、新規感染者数が減少しているにもかかわらず、4月頃から死者数がうなぎのぼりで上昇している事が分かるのではないでしょうか。 この原因についてネットで検索してももっともらしい答えが見つからなかったので、私なりに考えて見たところ、イギリスでは、
(1) 致死性の高いコロナウイルスが流行し始めているのではないか。
(2) ワクチンを何度も接種する人が減って、ワクチンを全く打っていない人とワクチンで作られた抗体が少なくなった人が増えて死亡率が増えたのではないか。
(3) 今頃になって過去に感染した患者の死亡が増えたのではないか。
(4) ベクターワクチンのBA.2株やXE株に対する重症化予防効果が低いのではないか。
という事が起きている可能性があるという考えに至りました。
ただし、(1)の話は聞いていないし、(2)についてはどの国も同じようの状況なので考えにくいので、(3)と(4)のいずれかの可能性が高いのではないかと私は考えていますが、もう少し待つと真実が明らかになるのではないでしょうか。
それと、イギリスは新型コロナによる死亡者が増えているのにマスクの義務を撤廃したのは何故なのでしょうかね。
尚、ノババックス社がそれなりに前から実用化している組み換えタンパクワクチンの方式で新型コロナワクチンを製造して厚生省の承認が下りたそうですが、それなりに前から実用化しているから安全だというロジックが成り立つかどうかは分からないのではないでしょうか。*1
*1 子宮頸がんワクチンも組み換えタンパクワクチンで副作用の問題が出たようですが、ワクチン接種によるリスクを考えると、子宮頸がんワクチンを推進する事よりも、子宮頸がんが増えた本当の原因を突き止める事の方が重要だと思いますので、「子宮頸がんにおける2006年問題」をご存じでしたか?を見てください。 追記:
最近、イギリスを中心にして原因不明の小児性肝炎が流行っていて、アデノウイルスが原因ではないかと言われているようですが、この話を聞いて、ベクターワクチンがアデノウイルスを不活化して利用している事を思い出すのは私だけでしょうか。