2021/03/31
2021/03/28
リニアモーターカーよ、やはりお前もか
*1 超電導状態が崩壊して浮力を失う事を「クエンチ」と呼ぶようですが、詳しい話は、JR「超電導リニア」の技術は本当に完成したのか(東洋経済 2020/12/28)を見てください。

2021/03/26
どうしてトリチウムは危険なのか(3)
チェルノブイリ原発事故では国際的な基準を守っていても安全ではなかったそうなので、国際的な基準以下の濃度にして放出しても安全である保証は何処にもない事に注意してください。
2021/03/24
何故SPEEDIはスピーディーに生かされなかったのか(2)
2021/03/23
どうして原発は火力発電より地球に優しくないのか
2021/03/21
どうして中性子線は危険なのか
2021/03/20
白鳥と鴨を撮って来ました
使用している光学部品はBORGのミニボーグ45EDII 対物レンズ【2046】とレデューサー0.85×DG【7885】ですが、ミニボーグ45EDIIは販売終了です。
※私のデジカメ関連の日記はこちらを見てください。
2021/03/18
JCOの臨界事故の疑問点について
2021/03/16
セシウムの恐ろしさについて(2)
また、セシウムの恐ろしさについての(5)でも記した通り、セシウムはチェルノブイリ原発でセシウム心筋症を発症する事は知られていましたが、胎児の心筋の形成にも悪影響を与えると考えるべきではないでしょうか。
*1 ベルゴニー・トリボンドーの法則は、てくてくブログの食卓の放射能汚染から身を守るにはの「4.小さい子のいのちを守ること」の内容を支持している事に注意してください。
追記:
被曝ニホンザルは訴える(Level7 NEWS 2018年8月1日)も見てください。
2021/03/15
どうしてX線は危険なのか
を見ると60Coがβ崩壊すると2本のγ線が出て、平均約1.25MeVである事が分かります。
そして、 X-ray radiation vs. Gamma radiation(Kishor Mehta, Ph.D.)には、
|Type of Radiation|LET(keV/μm)|
|Cobalt-60 gamma radiation|0.2|
|250 keV X-radiation|2.0|
と記されているので、この場合のLET=電離密度(環境省)はγ線の10倍です。*1
もし、上記の内容が正しければ、医療被曝は一般的に考えられている以上に何倍も危険である事になるだけではなく、γ線が建物の原子でコンプトン散乱してエネルギーが減衰してX線に変化するため、福島県の高線量地域では、屋内に居る事や積雪によって線量が低下したとしても、γ線をそのまま浴びた場合以上に健康に影響が出る可能性がありえるのではないでしょうか。
2021/03/14
どうしてトリチウムは危険なのか(2)
どうしてトリチウムは危険なのか(3)も見てください。
追記2:
HTVL-1とトリチウムの何らかの相乗効果によって、九州北部で白血病が多くなっている可能性もあるかもしれないですね。
尚、韓国のトリチウム汚染については、[社説]月城原発のトリチウム流出、徹底した真相究明を(HANKYOREH 2021-01-12)を見てもらいたいのですが、これだけ酷いと、九州だけではなくて沖縄にまで影響している可能性がありえるのではないでしょうか。
2021/03/11
放射性ヨウ素の恐ろしさについて
2021/03/10
真空のエネルギーについて(2)
2021/03/09
地球温暖化で海面が大幅上昇する前に「ヤシマ作戦」を
2021/03/08
福島第一原発事故発生直後の放射能大量放出について
2021/03/07
セシウムの恐ろしさについて
(1) 福島第一原発事故で放出された放射性セシウムは主に134Csと137Csだが、134Csはβ崩壊(Wikipedia)直後に平均約2.23回のγ崩壊(Wikipedia)をするのでBq値を約3.23倍に、137Csはβ崩壊直後に平均約0.85回のγ崩壊をするのでBq値を約1.85倍にして線量を評価しなければならない。*1
*6 理論的にこのように考えられるという事です。
2021/03/06
ストロンチウムの恐ろしさについて
(1) 福島第一原発事故で検出された放射性ストロンチウムは89Srと90Srで、89Srはβ崩壊(Wikipedia)後に89Yになり安定するが、90Srはβ崩壊すると90Yになり、90Yもβ崩壊する放射性元素なので、90Srの線量はBq値を2倍にして評価しなければならない。
2021/03/05
2021/2/13の地震による福島第一原発の影響について(2)
2021/03/04
プルトニウムの恐ろしさについて
2021/03/03
低線量被曝の危険性について
尚、てくてくブログの食卓の放射能汚染から身を守るにはの「4.小さい子のいのちを守ること」を見れば分かりますが、年齢が若いほど被曝の影響が大きい事に十分な注意が必要です。*4
2021/03/02
プルサーマル運転の危険性と問題性について
そろそろプルサーマル運転の危険性と問題性について説明しなければならないと思い出しましたので、説明したいと思います。(1) プルトニウムは核分裂で発生する中性子の数が多くてエネルギーが高く、遅発中性子(ATOMICA)の割合がウランより少なくて反応速度が速く、MOX燃料のボイド効果(コトバンク)がウラン燃料より大きいため、核分裂反応の制御の誤りによる事故の危険性が高まる。*1
(2) プルトニウムの核分裂で発生する中性子の数が多くてエネルギーが高いため、MOX燃料を使用すると原子炉や核燃料の被覆材や制御棒の寿命が短くなり、制御棒の効きも悪くなるため、これらの影響による事故の危険性が高まる。
(3) MOX燃料はウラン燃料より融点が低くて熱伝導率が低いため、メルトダウンしやすい。
(4) MOX燃料に含まれるプルトニウムは、自発核分裂(Wikipedia)を起こしやすい核種の量が多いため、原発事故で再臨界や即発臨界が起きやすくなり、事故で放出される放射性物質の量がウラン燃料の場合よりもはるかに多くなる。*2
(5) (4)と同じ理由により、MOX燃料は未使用でも中性子線の線量が多いため、原発内の作業員の中性子線被曝が増え、運搬員や運搬経路の道路の近くの住民の中性子線被曝が発生する。*3
(6) MOX燃料を製造するために核燃料の再処理を行うと、核燃料の再処理の危険性と問題性についてで説明した通り、膨大な労力とコストをかけて膨大な放射性物質を放出する事になる。
(7) 現在はMOX燃料を海外から輸入しているが、貨物船の沈没により、海洋がプルトニウムで汚染されたり、テロリストにプルトニウムを強奪される危険性がある。
(8) 現時点では輸入MOX燃料の価格が輸入ウラン燃料の価格の約9倍ではないかという話がある。*4
(10) MOX燃料の多くは劣化ウランで出来ているため、MOX燃料を燃焼させて劣化ウランに中性子を照射すると、中性子の数が多くて高速であるが故にウラン燃料以上に新たにプルトニウムを作り出すと考えられるが、MOX燃料は被覆材の劣化が激しいので、新たに作り出したプルトニウムを全て燃焼する前にMOX燃料を炉心から取り出さなければならず、プルトニウムを効率よく減らす事が出来ないと考えられる。*6
*3 中性子線はα線と違って透過性が高く、細胞内の陽子と衝突すると中性子は陽子と殆ど同じ質量であるため、効率よく陽子を弾き飛ばし、細胞内の狭い範囲の分子を大量に電離させるので、外部被曝で一番怖いのは中性子線です。
*5 九州電力の見解12を見ると、使用済みMOX燃料はどれだけの期間冷却すれば良いのか未だに分かっていないようですし、約500年冷却しなければならないという噂もあるようです。
2021/03/01