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    夢の小型原子炉の失敗で原発の高コストが証明された?

    「夢の小型原子炉」開発が頓挫、日本企業も100億円以上を出資 そもそも実現に疑問の声も…(東京新聞 2023年11月18日)によると、「次世代の小型原発「小型モジュール炉(SMR)」開発を進める米新興企業ニュースケール・パワーが米アイダホ州での建設計画を中止した。」そうです。
    開発を止めた理由は、一言でいうと「SMRの発電コストが想定を大幅に上回ったためだ。」という事のようです。
    尚、原発推進派は、原発の発電コストは本当に安いのかで記した通り、「原発はLNGガスの約5万分の1の重量の燃料で発電出来るから、原発のコストは安い」というような事を今でも言い続けていると思いますが、この様な主張は、誤りだった事を夢の小型原子炉が証明した形になったと考えるのは私だけでしょうか?(笑)
    尚、小型原子炉は安全で事故を予防するためのコストや事故が起きた時のコストが少ないから従来の原発より有利性があると言われていたはずですので、事故を予防するためのコストや事故が起きた時のコストが高い従来の原発は、建設の中止を決定した夢の小型原子炉よりもコストが高い事は明らかではないでしょうか。
    Yahoo!知恵袋[q13289452408]で質問して見ました。

    福島第一原発を堀で囲めば完璧だと思いませんか?

    凍土壁、想定外の長期運用へ 福島第一原発汚染水対策の「切り札」、検証不十分なまま(東京新聞 2021年7月19日)を見ると、凍土壁のグダグダさ加減が分かると思いますが、凍土壁はいい加減にやめて、下の説明図のように、福島第一原発を堀で囲めば完璧だと思いませんか?
    Yahoo!知恵袋[q13286049348]で質問して見ました。
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    上関町で建設予定の中間貯蔵施設の危険性について

    Yahoo!知恵袋の祭りが下火になってきたので、上関町で建設予定の中間貯蔵施設について簡単に記しておきたいと思います。
    上関町で建設予定の中間貯蔵施設については、青森の中間貯蔵施設 むつ市が共用案に反発(日経新聞)関電の使用済み核燃料搬出、無理な説明で地元反発(産経新聞 2023/7/15)を見ればわかる通り、関西電力の原発の使用済み核燃料の核燃料プールの空収容量がひっ迫し、青森県からは使用済み核燃料の受け入れを断られ、福井県からは中間貯蔵施設の建設を断られたため、苦肉の策として急遽、中国電力が上関町で建設予定の上関原発の敷地内に中間貯蔵施設の建設を申し出て、上関町長が町民の民意を無視して建設を受け入れる方向に動いたという話だと思います。
    原発は昔から「トイレのないマンション」と同じだと言われ続けて来ましたが、この事がまさに表面化して来たと言えるのではないでしょうか。
    それと、日本では原発の廃炉自体を完了させたという実績はなく、廃炉が完了しても敷地の汚染物質は除去しきれないので、原発を続ける限り、国土が狭い日本は「放射性物質のゴミ屋敷」と化して行くのは間違いないという事です。
    ところで、中間貯蔵施設は単なる放射性物質のゴミ置き場と考えたら大きな間違いです。
    どういう事かというと、中間貯蔵施設は使用済み核燃料を再処理を行うまで冷却する施設と考えるべきです。
    したがって、中間貯蔵施設には使用済み核燃料の冷却用のプールがあり、冷却が停止したり、冷却用のプールが損傷すれば、大量の使用済み核燃料がメルトダウンを起こし、日本が終了する可能性があり、この事は、日本中のすべての原子力施設にも当てはまる事ですが、貯蔵する放射性物質の量が多くなればなるほど危険性が増す事になります。*1
    また、核燃料プールで冷却しなければならないほど発熱するという事は、自発核分裂が盛んに継続しているという事ですから、中間貯蔵施設に収容された使用済み核燃料は気体も含めた核分裂生成物を生成し続けているという事ですから、原発と同様、放射性気体が放出されたり放射性物質が海に放出される事になります。
    それと、上関町で建設予定の中間貯蔵施設は長島という島なのですが、本州からこの島に通じる橋は1本しかなく、この橋が何らかの理由で通れなくなった場合、住民の避難は困難になるし、事故対応のための資材や作業者の投入も困難になるでしょう。

    高浜原発1号機の危険性について

    大変残念ながら、昨日(7月28日)、老朽化した高浜原発1号機の再稼働が始まってしまいましたが、老朽化した原発の危険性は、美浜原発3号機の危険性についてを見てください。
    尚、この事により、日本のオワコン化の道を一歩進んだと思うのは私だけでしょうか。
    因みに、現在、高浜原発の3号機と4号機で使用されているはずのMOX燃料について、輸入MOX燃料、1体12億円と判明 ウランの10倍 関西電力(朝日新聞 2023年7月8日)という報道がなされましたが、MOX燃料を使用したプルサーマル運転の危険性と問題性はプルサーマル運転の危険性と問題性についてから見てください。
    それと、高浜原発1号機もPWRで大量のトリチウムを放出するのですが、トリチウムの危険性は、どうしてトリチウムは危険なのかから見てください。
    追記:(2027/7/30)
    輸入MOX燃料の価格はウラン燃料の約10倍という事は、二酸化炭素の放出量が価格に比例していると考えると、輸入MOX燃料の二酸化炭素の排出量はウラン燃料の約10倍になる事になるという事で宜しいでしょうか。

    IAEAの日本の分担金は「10%超」だそうです

    原発処理水の放出にお墨付き…IAEAは本当に「中立」か 日本は巨額の分担金、電力業界も人員派遣(東京新聞 2023年7月8日)によると、日本はIAEAに多額の費用と人材を提供し、日本の費用の分担率は「10%超」だそうです。
    このようなIAEAが処理水の放出にお墨付きを与えるのは必然ですよね。
    ただし、EXCLUSIVE-処理水放出巡るIAEA報告書、専門家の一部から懸念も=事務局長(REUTERS 2023年7月7日)によると、「グロッシ氏は、IAEAの報告書は処理水の海洋放出計画を認めるものではなく、日本政府が最終決定を下さなければならないとも発言。」「「IAEAは計画の承認も推奨もしていない。計画が基準に合致していると判断した」」そうですが、処理水の放出によって日本や近隣諸国で健康被害が起きたとしても、その責任は日本政府にあると言っているに等しいですよね。
    つまり、IAEAは日本に対する恩を仇で返していると思えるのは私だけでしょうかね。
    また、IAEAは原子力村(Wikipedia)の欧米版だと思っているのも私だけでしょうかね。
    尚、処理水中のトリチウムの危険性は、(再)どうしてトリチウムは危険なのか(5)から見てください。

    150兆円規模のGX投資の多くは原発にまわる?

    5月12日にGX推進法案が成立しましたが、ついに立憲民主党は原発にもろ手を挙げて賛成するようになってしまったようですね(泣) *1
    GX推進法の問題点はGX推進法案を通してはならない5つの理由(FoE Japan 2023.3.22)成立したGX法の「亡国の法」ぶりが酷すぎる(志葉玲 5/31(水))をよく見てもらいたいのですが、150兆円規模のGX投資の多くは電気代や税金や国債の大量発行によって賄われ、その多くが原発にまわるのではないでしょうか。
    もしそうだとすれば、この事により日本の電気代や税金はますます高くなるだけでなく、国債の大量発行(=通貨の大量印刷)によって円の価値が下がってインフレが激化し、おまけに原発事故の危険性もますます高まるのではないでしょうか。
    地球温暖化の最大の原因は原発と再処理工場である事は地球温暖化の最大の原因は原発と再処理ですよね?地球温暖化の最大の原因は原発と再処理ですよね?(2)を見てもらいたいのですが、福島第一原発事故の経過の疑問点についてを見てもらえば、福島第一原発事故の反省に踏まえた安全対策はほとんど出来ていない事が分かるのではないでしょうか。*2
    また、GX推進法に盛り込まれている原発の「60年超」稼働の危険性については、美浜原発3号機の危険性についてを見てください。
    原発の電気が高い事についてはやっぱり原発の電気は高かった!!を見てください。
    *2 グリーンピースの原発が温暖化対策にならない5つの理由も見てください。

    「日本原電、発電ゼロで収入1.3兆円超」だそうです

    Yahoo!知恵袋(原子力災害)を見ていて分かったのですが、日本原電、発電ゼロで収入1.3兆円超 原発事故後12年で(日経新聞 2023年5月18日)によると、「再稼働を前提に大手電力から「基本料金」を受け取っており、原発が停止したまま12年間で計1兆3000億円超になった。」そうです。
    日本原電については、つい最近になって敦賀原発2号機の再稼働審査 再び中断する異例の事態に 福井(NHK 2023年4月5日)大間原発の耐震評価で誤入力、深さ「3キロ」を「3メートル」…安全審査「ストップ」(読売新聞 2023/05/28)という問題が発覚したばかりですが、原発が停止していても毎年1000億円以上のお金を大手電力会社が払っているから日本の電気代が高くなっているという事はあり得ないのでしょうかね?
    それと、やっぱり原発の電気は高かった!!をまだ見ていない人は、どうか見てください。

    再処理工場よ、やはりお前もか

    再処理工場の耐震性について、どうせ原発と似たようなものだと思ってたかをくくって調べていなかったのですが、Yahoo!知恵袋(原子力災害)でこの件についての質問があったので、ネットを調べて見たら、原子力資料情報室六ヶ所再処理工場の 耐震問題(2022年1月14日改訂版)というものが見つかりましたので、どうか見てください。
    こちらの内容によると、六ケ所再処理工場は「基準地震動が450ガルの時点で、もともと「耐震裕度」が10〜20パーセントほどしかなかった高放射性の溶液を含む設備や地下の洞道などの耐震補強はまったくすすめられていない。 700ガルに耐えられることは全く論証されていない。」そうなので、六ケ所再処理工場は超危険な高レベルの放射性廃液を大量に貯蔵しているにかかわらず、耐震性は一般住宅の耐震性よりも低い原発以下という事になるのではないでしょうか。*1
    尚、核燃料のリラッキングの危険性について福島第一原発の4号機の爆発についてで説明したとおり、放射性物質を貯蔵する構造物は、貯蔵する放射性物質の量が多くなればなるほど危険が増すので、原発を稼働すればするほど六ケ所再処理工場の危険性が高まるのは目に見えているのではないでしょうか。
    また、原発の非常用発電機は本当に大丈夫っすかね?(3)で示したとおり、東日本大震災では、六ケ所再処理工場の非常用発電機が故障していますので、六ケ所再処理工場を大地震が襲ったら、日本はお陀仏になってしまう可能性が高い事も目に見えているのではないでしょうか。
    *1 原発の耐震強度が住宅より弱い事は、食品と暮らしの安全住宅より揺れに弱い原発を見てください。
    Yahoo!知恵袋[q13279707133]で質問して見ました。
    ※下の画像は、スタジオジブリのサイトのこちらから入手したものです。
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    少子高齢化で原発と日本のどっちが先にオワコンになる?

    本日、羽鳥モーニングショーを見ていたら、日本は少子高齢化で高齢者を介護する人材やトラックドライバー等が不足していて、今後はさらに人手が不足するそうですが、高齢化が進んでいる原発労働者や原発技術者も不足して、原発の稼働は難しくなりますよね。
    また、多くの日本人は愚かではないと思いますから、低線量被曝の危険性について東北4県と北海道でがん死亡率が増えているようですというような現実を知る事により、ますます原発労働者や原発技術者になる事を忌避し、原発の稼働や廃炉や再処理工場の業務が立ち行かなくなりますよね。
    しかしながら、それでも自民党政府はアメリカやフランスやイギリス等の核兵器・原発大国の言いなりになって、ありとあらゆる手を尽くして原発を止めないようにすると思いますから、このまま自民党政府が続けば、原発や再処理工場を少人数で無理やり稼働させて、再び大事故が起きて、今度こそ日本がオワコンになるのではないかと心配するのですが、このような心配を行うのは、私が腰抜けの非国民だからでしょうか。
    ところで、人手不足と関係があるかどうかは分かりませんが、この記事を記して六ヶ所村の再処理工場で意味不明な事が起きた?を思い出したのですが、バルブが閉じられた原因は分かったのでしょうかね。
    それにしても、最近になって首相の命を狙う日本人が立て続けに現れ、今までは想像する事すら出来なかった事が日本で起きはじめている訳ですが、一般庶民は、原発や再処理工場の大事故の誘発を狙う人間が現れない事を祈るしか出来ないのですかね・・・
    追記:
    ところで、日本人が少子高齢化か原発事故で絶滅したら、日本はアメリカやフランスやイギリス等の核兵器・原発大国の放射性廃棄物の捨て場所になるの可能性があると思いますが、少なくとも、日本人が生きている間はそのような事にならない事を祈るのも私だけでしょうか(笑)

    やっぱり原発の電気は高かった!!

    「原発安全対策費、6兆円超」でも原発の電気は安い?を記してYahoo!知恵袋[q11277040106]で質問して、日本の原発がそれなりに順調に稼働していた時期に、日本の電気代が世界一高かった事を思い出したのですが、もし原発の電気が安いのなら、どうして日本の電気代が高かったのか、原発推進派の人達からすっきりと説明してもらいたいと思うのは私だけでしょうか。
    尚、日本の原発がそれなりに順調に稼働していた時期に日本の電気代が高かった事は、社会実情データ図録電気料金の国際比較を見てください。*1
    それにしても、ネトウヨや自民党政府に騙されないようにするためには、福島の小児甲状腺がんの多発ついても同じですが、物事を論理的(=微分的?)に見るだけではなくて、時系列的(=積分的?)に見る事が非常に大事だと痛感しました。
    *1 日本の原発の稼働状況の推移は、電気事業連合の日本の原子力発電の運転状況を見てください。
    Yahoo!知恵袋[q10277414005]で質問して見ました。

    「原発安全対策費、6兆円超」でも原発の電気は安い?

    Yahoo!知恵袋で電気代を下げるために原発を再稼働しろという大合唱が連日うるさいので、Yahoo!知恵袋[q11277040106]で質問したところ、少しだけ骨がある反論があり、再反論のネタをネットで探してみたところ、原発安全対策費、6兆円超 電力11社、再稼働に向け投資(東京新聞 2023年3月9日)という記事が見つけましたので、皆さんにお知らせします。
    因みに、核兵器のプルトニウムを効率的に製造するために存在するとしか思えない原発や再処理工場に「安全」の二文字などあり得ないと思うのですが、もともと危険でしかも老朽化してオンボロ化した原発にいくらお金や手間をかけても安全になるとは思えないし、「原発安全対策費」のために電気料金がより多く値上げされてしまうのではないかと疑ってしまうのは、私が敵性非国民だからでしょうか。
    尚、次の原発事故はどのような形で起きるのか全く分からないし、現在の原発に津波対策や電源喪失対策をいくら行っても原発は安全にはならないと思いますので、福島第一原発事故の経過の疑問点についてを見てください。
    追記:
    「オンボロ化した原発」と記して、大昔に「オンボロゾー」(正しくは「ロォ~ンブロォ~ゾォ~!」?)というセリフを連発していた悪役がいた事を思い出し、ネットで調べたら黄金バットのナゾーという宇宙人(?)だという事が分かったのですが、まさか、原発と再処理工場は宇宙人の陰謀という事はないのですよね(?)
    追記2:
    Yahoo!知恵袋[q11277040106]で、電気代が高い国はどこ?国別ランキングをチェックしてみよう(インズウェッブ! 2021年3月9日更新)の「家庭用電気料金の国際比較」のグラフを見せて、2015年ごろに原発の再稼働が始まって電気代が安くなったと主張されている方がいらっしゃいますが、天然ガス価格の推移(世界経済のネタ帳 2023年3月3日)を見ると、天然ガスの価格通りに電気代が推移した結果、2015年ごろに家庭用の電気代が値下がりした可能性が高い事が分かるのではないでしょうか。
    また、「家庭用電気料金の国際比較」のグラフを見ると、原発が順調に稼働していた2005年以前は、家庭用の電気代が先進国の中で1~2位を争うほど高かった事が分かりますが、日本が原発に依存し、再処理工場や高速増殖炉のもんじゅに大量のお金を投じていたからこのようになってしまっただけではなく、日本の税金も高くなっているという事ではないではないでしょうか。
    Yahoo!知恵袋[q10277414005]で質問して見ました。

    志賀原発の直下の断層は活断層ではない?

    活動否定できず→活断層でない なぜ変わった?志賀原発直下の断層判断(毎日新聞 2023/3/3)によると、志賀原発の直下の断層は活断層ではない事で決定したそうですが、日本ではどこに新たに活断層が出来るか分からないし、活断層が原発の近くになくても大事故が起きる事は、たのみますから、福島第一原発事故の経過の疑問点についてを見て理解してください(请)

    原発の非常用発電機は本当に大丈夫っすかね?(3)

    Yahoo!知恵袋[q14276105274]の論議で東日本大震災が起きた時の非常用発電機の状態を調べましたので、原発の非常用発電機は本当に大丈夫っすかね?(2)の続きとして、調べた内容を以下に記しておきたいと思います。
    福島第一原子力発電所(Wikipedia):「2011年(平成23年)3月11日:東北地方太平洋沖地震とその後の巨大津波で、外部からの電源と、何らかのトラブルにより稼動しなかったとされる非常用ディーゼル発電機を失い、「全交流電源喪失」状態に陥ったことで、原子炉や使用済み核燃料貯蔵プールの冷却水を循環させる機能と非常用炉心冷却装置の機能を完全に喪失した。」
    福島第二原子力発電所(Wikipedia):「2011年(平成23年)3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)により、3本の送電系統のうち原子炉建屋に繋がる2本を喪失、その後の津波の影響で、一部の非常用ディーゼル発電機が機能を喪失し1、2、4号機でRHRを含む原子炉の冷却機能が喪失したため、18時33分に通報(いわゆる10条通報)が行われた。」
    女川原子力発電所(Wikipedia):「1号機の非常用ディーゼル発電機2台のうち1台が壊れていることが4月1日には発見されていたが、原子力安全・保安院への報告は4月8日であり、4月7日の余震時には使用不能であった。」「(3月11日に)原子炉建屋の地下が浸水した2号機は、発電機などを冷却する熱交換機が海水につかった為非常用発電機3台のうち2台が起動しないトラブルに見舞われたものの、別系統によって停止した。」
    東通原子力発電所(Wikipedia):「4月7日の余震では、外部電源が使用不能となり、燃料プールの冷却ができなくなった。26分後、非常用発電機3台のうち、点検中だった2台を除く1台が起動して冷却を継続したが、外部電源復旧後、この1台から燃料漏れがみつかり、使用不能となった。」
    六ヶ所再処理工場(Wikipedia):「2011年3月11日:東北地方太平洋沖地震により外部電源を喪失、非常用ディーゼル発電機2機で冷却水循環ポンプ等に給電したが、14日23時40分、ディーゼル発電機1機に不具合を生じたため停止して外部電源を使用、2時33分に給電が復旧した。残る1機も外部電源に切り替えた。」
    こちらの内容をよく見て見ると、非常用発電機に日本の運命を託すのは大変危険だという事がよく分かるのではないでしょうか(苦笑)

    原発の非常用発電機は本当に大丈夫っすかね?(2)

    東海第二原発は停止しているから、現在は仮に外部電源を喪失しても時間的な猶予があるから何とかなると思いますが、もし運転中に外部電源を喪失していたら福島第一原発事故のような大事故が起きた可能性が高いですよね。
    比較的新しい柏崎刈羽原発の6号機でも柏崎刈羽原発、非常用発電機で故障続く(新潟日報 2022/4/29)というありさまですから、老朽化原発で非常用発電機がトラブルを起こすのは当然と言えますよね。
    それと、もし老朽化原発で非常用発電機を修理出来たとしても、非常用発電機が長時間安定的に運転出来るとはとても思えないですよね。
    また、このような状況でも原発は安定的なベースロード電源と言えるのでしょうかね?
    因みに、北朝鮮が日本の原発や再処理工場を攻撃して日本が終了するよりも、原発事故や再処理工場の事故で日本が自滅する可能性のほうが確率が全然高いと思うのは、私が非国民(Wikipedia)だからでしょうかね?(笑)
    Yahoo!知恵袋[q14276105274]で質問して見ました。
    追記:
    これは冗談ですが、最近、岸田首相とベルクカッツェがダブって見えるようなったのは、私の目が悪くなったせいでしょうか(笑)
    追記2:

    高浜原発4号機の自動停止はプルサーマル運転のせい?(2)

    高浜原発4号機の自動停止はプルサーマル運転のせい?の続きですが、高浜原発4号機トラブル 関西電力担当者が県に謝罪(NHK 02月03日)によると、制御棒装置不具合の不具合で高浜原発4号機は自動停止したようですが、ここでいくつか疑問が出て来たので、ここで私の疑問をまとめておきたいと思います。
    差し当たり、私としては、
    (1) 原子炉が停止して5日もたって、装置の動作記録も確認しているはずなのに、どうして未だに原因が特定出来ないのか。
    (2) いくつの検出器で中性子の量の低下を検知し、それぞれの検知器はどのような値を示していたのか。
    (3) 何本中何本の制御棒がどのような不具合を起こしたのか。
    (4) 何本かの制御棒が不具合を起こしただけで、本当に自動停止しなければならないほど中性子量は減るのか。
    (5)「最近では、去年6月からの定期検査で、原子炉内の配管から異常が見つかり、予定より遅れて去年11月に運転を再開したばかりでした。」という事だそうだが、今回の自動停止と全く関連はないのか。*1
    (6) 原発の老朽化やプルサーマル運転の影響によって制御棒の動作に不具合が起きたという事はないのか。
    (7)「「制御棒駆動機構」で警報が鳴るトラブル」が相次いだそうだが、 「制御棒駆動機構」で相次いだ警報が鳴るトラブルの原因はなんだったのか。*2
    (8)「先月30日に関電が点検のため制御盤の電源を落としたところ、数十秒後に4号機が自動停止しました。」そうですが、制御盤の何の電源を落としたのか。*3
    といった疑問がありますが、どうして関西電力は歯切れの悪い対応を行っているのでしょうかね。
    また、関西電力の歯切れの悪さと定期点検からあまり期間がたっていない事を鑑みると、今回の自動停止は経年劣化やプルサーマル運転による影響があった可能性があるのではないかと疑うのは私だけでしょうか。
    *3 *2と同じです。
    Yahoo!知恵袋[q13275020678]で質問して見ました。

    高浜原発4号機の自動停止はプルサーマル運転のせい?

    高浜原発4号機が異常検知し自動停止 中性子の急減を示す警報 「経年劣化は関係ない」と広報担当者(東京新聞 2023年1月30日)によると、「30日午後3時20分ごろ、関西電力高浜原発4号機(福井県高浜町)が自動停止した。原子炉内で中性子の量が急激に減ったことを示す警報が出た。」「関電によると、原子炉容器の外側4カ所に設置された中性子検出器のうち2カ所以上で異常が検知された。」そうです。
    ここで、浅学な暇人の浅知恵で、関西電力が原因を公表する前に、高浜原発4号機の自動停止の原因を推理してみたいと思います。
    上の情報によると、「同様の異常検知で原発が自動停止したのは、1988年の高浜3号機以来。」だそうなので、過去にも同様の事が起きていたようですが、高浜原発4号機では、遅発中性子割合(ATOMICA)が少なくて反応速度が速くて潜在的な熱量が多いMOX燃料を使用したプルサーマル運転が行われているので、核反応の制御が難しくて間違って核反応が盛んになり過ぎて核燃料が過熱したり、一次冷却系にトラブルが起きてPWRでは出来てはいけない気泡が一次冷却系で発生し、ボイド効果(ATOMICA)によって核反応が低下するという事が起きやすい状態になっていたのではないかと私は推測しています。
    この事は、プルサーマル運転の危険性と問題性についての(1)の内容と関連する話なのですが、もし私の推理が正しくて、高浜原発4号機が制御棒を全挿入して自動停止していなければ、核反応の低下によって一次冷却系で発生した気泡が消滅し、中性子の減速が再開してMOX燃料の核反応の暴走を引き金して大事故が起きていた可能性もあり得たのではないでしょうか。*1 *2
    それと、今回は高浜原発4号機は無事に停止して大丈夫だったようですが、原発は老朽化すればするほど耐震性が低下するだけではなく、何らかのトラブルが起きた時にトラブルが重なって大事故に発展する可能性が高まるのではないでしょうか。
    *1 美浜原発で、ECCSが自動で動作しなくて手動で操作したという話がありますので、美浜原発3号機の危険性についての(6)を見てください。
    *2 MOX燃料の核反応が暴走しやすい理屈は、メルトダウンに伴う再臨界の可能性についての(3)と(4)を見てもらいたいのですが、MOX燃料の核反応の暴走が福島第一原発のの3号機の核爆発を引き起こしたのではないかと考えますので、福島第一原発の3号機の爆発についても見てください。
    Yahoo!知恵袋[q10274861415]で質問して見ました。
    追記:(2023/2/1)
    高浜原発4号機の自動停止の原因は、制御棒の落下だったようですが、こちの記事は無意味ではないと思いますので、このまま残して起きたいと思います。
    追記2:(2023/2/2)
    「追記:」の「制御棒の落下」は「制御棒の駆動系の不具合」が正解でしたが、まだ、詳細な話は分かっていないようですね。
    追記3:(2023/2/3)

    原発の発電コストは本当に安いのか(7)

    原発の発電コストは本当に安いのか(6)の続きですが、ロシアが握る濃縮ウランは欧米の急所=荒木涼子(編集部)(エコノミストonline 2022年7月4日)によると、天然ウランの価格がロシアのウクライナ侵攻以前と比べてかなり高騰しているようですが、濃縮ウランの製造には多大なエネルギーが必要なので、核燃料の製造コストは天然ウランの価格と比べてさらに高騰しているのではないでしょうか。
    また、天然ウランはロシアが約46%のシェアーを占めていますが、世界的な原発回帰でプーチンの笑いが止まらない?という事ですよね。
    尚、原発の発電コストは本当に安いのか(5)原発の発電コスト上昇、太陽光などより高く コスト優位性揺らぐ(毎日新聞 2021/7/12)という話を紹介しましたが、天然ウランの価格や核燃料の製造コストが上がっているのだから、経産省の出鱈目な方法で算出した原発のコストでさえ、太陽光発電よりもはるかに高いコストになっているはずですよね。
    それでも、アメリカやフランスやイギリス等の核兵器大国の言いなりになっている自民党政府は、小林よしおライクに言えば「そんなの全然関係ねえ」という事ですよね。
    ※下の画像は、スタジオジブリのサイトのこちらから入手したものです。
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    再処理で核廃棄物を減らせる理由が分かりました?

    私はプルサーマル運転の危険性と問題性について(3)で再処理を行ってプルサーマル運転を行っても、プルトニウムやプルトニウム以外の超ウラン元素は減らないから、核廃棄物を減らしたり核廃棄物の毒性を短期間化出来ないのではないかという事を主張しましたが、よもやと思ってネットをよく調べてみたところ、日本原子力研究開発機構の高レベル放射性廃棄物の 減容化・有害度低減への挑戦(平成26年11月27日)というものを見つけました。*1
    この内容を見てみると、使用済み核燃料をズタズタにしてプルトニウムやプルトニウム以外の超ウラン元素(=マイナーアクチノイド)をそれぞれ抽出して、プルトニウム以外の超ウラン元素を高速炉やADS(ATOMICA)で中性子を照射すれば核変換が出来るから、プルトニウム以外の超ウラン元素を減らせるという事が分かりましたが、このプランを実現するまで一体どれだけの費用と期間がかかるのか分からないし、大変恐ろしい事に、ポンコツで超危険なもんじゅを再稼働させて実験を行うつもりだったようですね。*2
    因みに日本政府は、核廃棄物を減らしたり核廃棄物の半減期を短縮化する技術は全く完成しておらず、この技術を完成さるために多大な費用と期間がかかる事を一般国民に広く認知されないようにするために、上記の内容を敢えて資源エネルギー庁がお答えします!~核燃料サイクルについてよくある3つの質問に記さなかった可能性があるのではないでしょうか。
    尚、ADSについては既存の原発から比べると全然安全そうですが、運転に伴って猛毒のポロニウムやそれ以上に原子番号が大きい核種が生成されるし、発電コストも高くて一定の危険性はあると思いますので、発電には使用せず、脱原発を達成した後に核廃棄物の早期無害化のために慎重に利用すれば良いのではないでしょうか。
    *2 もんじゅがポンコツで超危険な理由は、もんじゅの危険性と問題性についてを見てください。
    Yahoo!知恵袋[q12273657762]で質問して見ました。
    追記:
    仮に、日本原子力研究開発機構の高レベル放射性廃棄物の 減容化・有害度低減への挑戦(平成26年11月27日)のプランが成功したとしても、原発の運転のためにこれまで以上に大きなエネルギーと手間が必要になり、ただでさえ高いコストがなおさら高くなるのではないでしょうか。

    原発の非常用発電機は本当に大丈夫っすかね?

    Yahoo!知恵袋[q13272900608]の質問を行うためにネットを調べて見たら、柏崎刈羽原発、非常用発電機で故障続く(新潟日報 2022/4/29)という記事を見つけました。
    この記事によると、「東京電力柏崎刈羽原発6号機の重大事故に備える非常用ディーゼル発電機1台が、3月から同じ箇所の故障を繰り返し、復旧できていないことが28日、分かった。2回にわたって修理し、試運転を行ったが、白煙が上がったり油が漏れたりして停止した。東電は「非常用発電機は他に二つある」とし、原発の安全性に問題はないと説明している。」そうですが、6号機のもう1台や7号機の2台のディーゼル発電機が同じ機種だとすれば、同じ事になる可能性があるのではないでしょうかね。
    また、柏崎刈羽原発の6号機は1996年11月に商業運転を開始した比較的新しい原発で未だに再稼働出来ずに止まっている訳ですが、比較的新しい原発でも非常用ディーゼル発電機の故障を直せないというのは一体どういうことなのでしょうかね。
    実は非常用ディーゼル発電機は2007年の新潟県中越沖地震でどこかの部分がおかしくなり、2011年の東日本大震災でとどめをさされたという事はあり得ないのでしょうかね。
    もしそうだとすると、柏崎刈羽原発の7号機の再稼働は非常に危ないという事になるのではないでしょうか。
    尚、原発の非常用発電機の故障は昔から起きていて、六ヶ所再処理工場(Wikipedia)女川原子力発電所(Wikipedia)東通原子力発電所(Wikipedia)を見ても、東日本大震災で非常用ディーゼルエンジンで致命的な故障が起きている事が分かると思いますが、原発の非常用発電機は本当に大丈夫なのですかね。
    追記:

    ドイツの発電コストはフランスより安くなった?(笑)

    私は、フランスの原発は大丈夫っすかね?フランスでは「猛暑で原子炉を冷やせない!」そうですでフランスの原子力発電に対する批判を行って来ましたが、原発大国のイギリスも大変な事になっているようですを記してフランスの話を思い出してネットを調べたところ、原発推進論者に対して壊滅的な打撃を与えるであろう欧州のエネルギー危機、自然エネルギーが電気料金の軽減に(自然エネルギー財団 2022年4月13日)という情報を見つけましたのでお知らせします。
    原発推進派は自然エネルギー発電はコストが高いから、ドヤ顔でドイツの電気代は高いとわめいていましたが、こちらの記事の「図6.フランス、ドイツ、ポーランドの電源構成」と「図7.フランス、ドイツ、ポーランドの卸電力価格の推移」のグラフを見れば、発電コストは原発のほうが高いので、原子力発電は完全に詰んだ事がよく分かるのではないでしょうか(笑)
    そして、世界的な原発回帰でプーチンの笑いが止まらない?で紹介した原発燃料の脱ロシア難航、米欧が依存 エネ安保リスクに(日経新聞 2022年7月19日更新)という話もあるので、原子力発電は今後も世界的にコストが上昇し続けるのではないでしょうか(笑^2)
    Yahoo!知恵袋[q14269745559]で質問して見ました。
    Yahoo!知恵袋[q12277695697]でも質問して見ました。
    追記:
    近年はフランスはドイツから輸入している電力量が増加していると思われますので、 「ドイツはフランスの原発由来電力を輸入している」は本当か(EnegyShift 2019年08月06日)を見てください(笑^2)
    追記2:
    「ドイツの電気代はフランスの電気代より安くなった?(笑)」というタイトルは不適切だったのでタイトルを訂正するとともに、本文も若干訂正しました。

    原発大国のイギリスも大変な事になっているようです

    Yahoo!知恵袋(原子力)の質問を回答しようとしていたところ、原発大国のイギリスの事が気になってネットで調べたところ、【独自取材】イギリス光熱費高騰 来年は「年間100万円超」(FNNプライムオンライン 2022年10月13日)という情報が見つかりましたので、お知らせします。
    ATOMICAの表1 イギリスの原子力発電所の一覧(稼働中・計画中)によると、2016年におけるイギリスの稼働中の原発は15基で合計で約1040万kW(グロス)になり、電気事業連合の国内の原子力発電所の再稼動に向けた対応状況を確認してWikipediaの情報を集計すると、日本の稼働中の原発は10基で合計で約996万kW(ネットかグロスかは不明)となりますが、イギリスの人口は日本の人口の約半分なので、イギリスの原発のエネルギー貢献率は日本の約2倍になると思います。
    それでもイギリスの光熱費は来年は「「年間100万円超」」で「“計画停電”の可能性も」という事ですから、日本が原発を現在の2倍稼働させた場合、本当にざっくりと考えると、論理的にはエネルギー事情がさらに悪化する可能性があるという事にならないでしょうか。
    このように考えると、原発の稼働コストは相当高額で、何故か電力の安定供給につながらない可能性があると考えるのは、私の脳が放射能でやられてしまったからでしょうか(笑)
    Yahoo!知恵袋[q11269683761]で質問して見ました。
    追記:

    もんじゅの核燃料の取り出しがやっと終わったそうです

    もんじゅ、核燃料取り出しが完了 廃炉の第1段階の主要作業(朝日新聞 2022年10月16日)によると、2018年8月に開始した核燃料の取り出しがやっと終わったそうです。
    普通の原子炉なら最短で数日というレベルで核燃料が取り出せるのに、もんじゅは冷却材に超危険な液体ナトリウムを使用しているために4年以上もかかっているので、この事だけ見てももんじゅがいかにろくでもない代物であるかという事がよく分かるのではないでしょうか。
    まあそれでも、高速増殖炉用の富化度が高いMOX燃料が液体ナトリウムで満たされた原子炉容器から取り出せた事で少しは安全になったのでこれで少し安心しました。
    ただし、もんじゅの危険性と問題性についての「*2」で説明した通り、まだ放射化された液体ナトリウムが原子炉容器の中に入っている間は安心出来ないし、高速増殖炉用の富化度が高いMOX燃料の冷却が止まると日本はオワコンになる可能性があるので注意が必要です。
    尚、22年で稼働はたった250日。 廃炉される「もんじゅ」に投じられた金額に衝撃(BuzzFeedNews 2016年12月21日)によると「これまでに投じた予算:約1兆2千億円」で、年間維持費200億! それでも文科省が「もんじゅ」廃炉を決められないバカげた理由(現代ビジネス 2016.06.23)によるともんじゅの年間維持費は200億円なので、日本はこれまでもんじゅに核燃料の取り出し作業を除いて1兆3千億円以上も無駄な税金を払ってきたことになると思いますが、この責任は一体だれがとってくれるのでしょうかね(怒)

    川内原発はスーパー台風に襲われても大丈夫ですよね?

    台風14号は気象庁がきちんと観測を開始してから(=1951年以降)日本に来た台風の中で一番スーパーな台風になってしまったようですが、 川内原発に電力を供給している高圧線が倒壊したり想定外の事が起きて大変な事になるという事はあり得ないですよね?
    Yahoo!知恵袋[q12268185157]で質問して見ました。
    追記:(2022/9/18)
    気象庁は台風14号の威力を「伊勢湾台風並み」というように下方修正したようですが、実際に上陸してみないと「伊勢湾台風並み」かどうかは分からないですよね。
    それと、「原発 台風 安全性」でネットを検索すると「台風に運ばれてきた塩分で原発停止」や「福島原発 台風で1130トンの水を海に放出」等、原発推進派にとっていろいろと不都合な情報が出てきますが、原発以外の発電所は何が起きても停電するだけです。
    しかしながら、原発はそれだけでは済まないから、今後の地球温暖化の進展を考えても本当に止めないと大変な事になるのではないでしょうか。
    追記2:(2022/9/19)
    九州地域で結構停電が起きたようですが、川内原発は一応無事だったようですね。

    原発を稼働させるために太陽光発電の買取を縮小していた?

    今ごろ寝ぼけている事を言っているんじゃねえよとお叱りを受けるかもしれませんが、Yahoo!知恵袋(原子力)の質問を眺めていたところ、原発を稼働させるために太陽光発電の買取を縮小していた(?)事をふと思い出し、ネットで調べたら、エネチェンジの電力会社の「太陽光発電買い取り中断」ってどういう意味?影響は?という分かりやすい記事を見つけましたので、何時ものように老爺心を発揮してお知らせいたします。
    ところで、環境エネルギー政策研究所の2021年の自然エネルギー電力の割合(暦年・速報)を見ると、太陽光発電の割合は10%以下ですが、太陽光発電の買取を止めなければ、太陽光発電の割合は今頃15%程度になっていたという事はあり得ないのでしょうかね。
    尚、核兵器を保有出来ない日本政府がここまでして原発にこだわる理由は、【原発事故10年】日本人はなぜ取り憑かれたように原発を推進したのか 機密ファイルが明らかにする米国の思惑(デイリー新潮 2021年3月10日)を見るとある程度分かるのではないでしょうか。
    追記:
    ※下の画像は、スタジオジブリのサイトのこちらから入手したものです。
    ged032.jpg

    フランスでは「猛暑で原子炉を冷やせない!」そうです

    羽鳥モーニングショーを見ていたところ、玉川さんが、川の水を使っているフランスの原発では、川の水が無くなると発電出来ないだけでは済まなくて、原子炉を冷やせなくなって大事故が起きる可能性があるという事を言っていたので、なるほどと思ってネットを調べてみたら、猛暑で原子炉を冷やせない! 地球温暖化の影響が原発の稼働にも及び始めた(WIRED 2022.07.31)というものが見つかりました。
    日本のダマスゴミはほとんど報道していないと思いますが、この記事によると「このような夏期の発電量の減少と故障やメンテナンスで稼働しなかった原子炉があったことで、フランスの原子力発電所の発電量は50%近くも減少した。」そうです。
    また、「北欧の原子力発電所でも、海水温が高くなりすぎて炉心を安全に冷却できなくなり、操業の一時停止や減産を余儀なくされたことがある。米国のコネティカット州にあるミルストン原子力発電所では、暑い夏の日は冷却水の温度の上限が一定レベルになるまで、過去10年にわたって規制当局が何度も操業を停止していた。」そうなので、原発は川の水の枯渇だけではなく、海水温の上昇によっても停止させる必要があるそうです。
    それと、「気候変動を考慮した「新しい原子炉」が必要に」との事ですが、今後、「新しい原子炉」に切り替える事によって、原発のコストがますます高くなるのは間違いないのではないでしょうか。
    尚、本内容に関連して、地球温暖化の最大の原因は原発と再処理ですよね?(2)フランスの原発は大丈夫っすかね?をまだ見てない人は見ていただけないでしょうか。
    追記:(2023/1/20)
    フランスの原発の発電量の推移は、フランスの原子力発電 100%国有化の理由と課題(自然エネルギー財団 2022年8月23日)に出ていましたので、どうか見てください。
    ※下の画像は、スタジオジブリのサイトのこちらから入手したものです。
    howl012.jpg

    世界的な原発回帰でプーチンの笑いが止まらない?

    原発燃料の脱ロシア難航、米欧が依存 エネ安保リスクに(日経新聞 2022年7月19日更新)の無料で読める箇所を読んで見ると、「ロシア企業は濃縮ウランにする工程で4割のシェアを持つ首位」だそうですが、ロシアは豊富な天然ガスのエネルギーによって低コストでウランの濃縮や核燃料の被覆材の原料となるジルコニウム鉱からハフニウムを除去出来るから、濃縮ウランや被覆材の材料になるジルカロイの国際的シェアが高いのではないでしょうか。*1
    もし、ロシア以外から濃縮ウランや被覆材の材料になるハフニウムを除去したジルカロイを輸入すると、大変高額な費用を支払わなければならなくなるのではないでしょうか。
    したがって、日本の原発の再稼働やドイツの原発の稼働延長やフランスの原発新設等の世界的な原発回帰によって、プーチンは笑いが止まらなくなるのではないかと考えるのは私だけでしょうか(笑)
    *1 ジルコニウム鉱からハフニウムを除去しなければならない理由は、どうして原発は火力発電より地球に優しくないのかを見てください。
    Yahoo!知恵袋[q13265058098]で質問して見ました。

    原発が民間テロの対象になる可能性があるのでは?

    昨日、安部さんが凶弾に倒れた事については本人も含めて誰も想定出来なかったと思いますが、私はこの事件を目の当たりにして、原発が民間テロの対象になる可能性があるのではないかという事を真剣に考えて大変心配になって来ました。
    特定の量子現象を計算して確率が0でなければ、確率がどんなに小さくても、必ずその確率でその事象が発生するというのが量子力学の帰結です。
    したがって、原発が民間テロの対象になる可能性が低いとしても決して安心出来ないし、自民党がアメリカの言いなりになりながら日本の戦後民主主義を破壊し、福島第一原発事故や新型コロナによっても日本の貧富の差が拡大して閉塞感が社会の隅々まで広がり、日本人の劣化や民心の荒廃が進んでいる中で、原発や再処理工場が民間テロによって大事故が起きる可能性が高まっていると考えた方が間違いは少ないのではないでしょうか。
    また、六ヶ所村の再処理工場で意味不明な事が起きた?の「何らかの原因」については、未だに判明していないとすれば、高レベル放射性廃棄物を爆発させる事を目的として何者かが「水を循環させる配管の仕切り弁」の操作を行った可能性を否定出来ないのではないでしょうか。
    追記:
    岸田首相は、「暴力には屈しない」等といって、安倍首相の殺害があたかも政治的なテロであるような印象を与える言い回しをしているように私には思えてならないのですが、岸田首相を頭目とする日本政府は、私的怨念に基づく民間テロを活用して、日本の思想信条や言論の自由を制限しようとしている事ではないでしょうか。
    したがって、日本は改憲勢力の憲法の改正によって大変危険な事になるのではないでしょうか。
    尚、世界で最も優れた日本国憲法の改正を阻止するために、明日の投票日には現在の憲法を尊重する候補者や政党に投票すべきだと思うのですが、いかがでしょうか。
    追記2:
    再処理工場の冷却停止トラブル “誤ってバルブ閉じた可能性”(NHK 07月19日)だそうですが、「誤ってバルブを閉じた可能性」という事なので、民間テロの可能性も未だ残されているという事でしょうか。

    六ヶ所村の再処理工場で意味不明な事が起きた?

    高レベル放射性廃液冷却設備が約8時間停止 青森の再処理工場(NHK NEWS WEB 2022年7月3日)によると、「水を循環させる配管の仕切り弁が何らかの原因で閉じられていたということです。」との事だそうですが、「何らかの原因」というのは、一体どのような原因なのですかね。
    まさか、だれかが意図的に配管の仕切弁を意図的に閉じたという事はないのですよね。
    因みに、Yahoo!知恵袋(原子力災害)で、高レベル放射性廃液は爆夏しないと言うような事を言われている方がいらっしゃるようですが、そんな事は有りませんので、ウラル核惨事(Wikipedia)を見てください。
    また、高レベル放射性廃液は再処理工程の副産物ですので、核燃料の再処理の危険性と問題性についても見てください。
    Yahoo!知恵袋[q13264323843]で質問して見ました。
    追記:
    再処理工場の冷却停止トラブル “誤ってバルブ閉じた可能性”(NHK 07月19日)を見ると、結局原因が分からずじまいのようですね。
    追記2:

    フランスの原発は大丈夫っすかね?

    独の石炭火力発電再稼働と仏原発の不調、欧州は深刻なエネルギー危機に陥る(Forbes 2022/06/22)によると、「フランスでは原子力発電の能力が大幅に低下しているため、今夏停電の可能性に直面している。」「そして老朽化した一部の原発で「謎の応力腐食が発生した」ためとしている。原発の多くは当初の予定耐用年数を超えて稼働している。」そうですが、フランスが停電を阻止するために原発を無理をして稼働した場合、フランスの原発で大事故が起きる可能性はないでしょうかね。
    また、フランスは原発大国なのに、どうして電力の危機が発生しているのか教えてもらえないでしょうかね。
    それと、「老朽化した一部の原発で「謎の応力腐食が発生した」」原因は、プルサーマル運転と関係している可能性が有ると思いますので、プルサーマル運転の危険性と問題性についてを見てください。
    Yahoo!知恵袋[q11264264261]で質問して見ました。
    Yahoo!知恵袋[q11264429561]でも質問して見ました。
    追記:
    フランス政府、原発大手EDFを完全国有化へ-エネルギー危機拡大で(Bloomberg 2022年7月7日)だそうですが、原発のコストが本当に安ければ、こんなことになるはずはないですよね(笑)

    自民党政府は福島第一原発事故の責任逃れをやめれ!!

    原発事故の国の責任、最高裁が認めない判決 「防潮堤でも防げず」(朝日新聞 2022年6月17日)によると、自民党内閣が任命した裁判官で構成される最高裁判所は福島第一原発事故の原因が大津波だとして、「現実の地震・津波は想定よりはるかに大規模で、防潮堤を設置させても事故は防げなかった」として、自民党政府の言い分を代弁したようですが、〔特集〕東日本大震災・関連情報(JIJI.COM)によると、産業技術総合研究所のセンター長の「岡村さんは、09年6月に開かれた経産省の審議会で、福島原発について貞観地震の知見から「津波に関しては(東電の想定する地震と)比べものにならない非常にでかいものがくる」と指摘。「まったく触れられていないのはおかしい」と再検討を求めた。」そうです。
    また、私が福島第一原発事故の経過の疑問点について福島第一原発事故の経過の疑問点について(2)で示した通り、福島第一原発事故の原因は、住宅よりも耐震性が低い原発が大地震による地震動によって配管等が損傷した事であるのは明らかではないでしょうか。*1
    したがって、地震や津波に弱い原発を地震大国の日本に建設して稼働する事を許可した日本政府の責任は極めて大きいですし、このような事を許してしまった日本国民にも責任はあると思いますので、日本国民はこれ以上の原発事故を防ぐために、心を清らかにして脱原発の即時実施に向けて自民党政府を批判すべきではないでしょうか。
    *1 原発の耐震強度が住宅より弱い事は、食品と暮らしの安全住宅より揺れに弱い原発を見てください。

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